遠藤雷太のうろうろブログ

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ミカエル・マドセン監督『100,000年後の安全』(2010年)

2016-06-22 02:13:20 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

100,000年後の安全 [DVD]
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2016/6/22

フィンランドの核廃棄物処分場を追ったドキュメンタリー作品。

関係者は、10万年先でも安全を確保するために結構真面目に考えている。

たとえば、10万年先の人類にどうやって廃棄物を危険だと伝えるのか。

日本なら縄文時代から数えても1万年。

その10倍。明らかに考えすぎ。余裕を感じる。

日本で無理だと思うのは、地盤とか環境的なことだけでなく、こういう気持ちの余裕が全くないところ。

「さしあたって目に見える健康被害がなければいい」以上のことがあんまり考えられていないような気がする。

フィンランドでは、未来の人に対しても出来る範囲で責任を持とうとしている。

いいところ重視で見せているのかもしれないけど完敗。311前の公開だし。

しかし、オンカロの地下のかっこよさを差し引いても、淡々とインタビューをつなげているシーンが多くて、78分の映画にしてはすごく長く感じてしまった。

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