遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

グレン・R・ミラー監督『シーワールドZ』(2021年)

2025-01-26 08:31:08 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

2025/1/26

・システムダウンで水族館内に閉じ込められた人々が、ゾンビ化した生物に襲われながら脱出を試みる話。

・これから実際に水族館めぐりをするから、何かしらの関連がありそうで時間短めの作品を選んだ。

・最初に巨大タコがゾンビ化して人を襲う。

・このときもそうだけど、襲われている瞬間がほとんど映らない。

・音楽で煽る→ゾンビ生物が映る→恐怖に顔をゆがめた人間が映る→次のシーンみたいな感じが多い。

・ゾンビ生物自体もなかなか出てこない。

・なけなしのCGのリソースで作ったと思われる、ゾンビワニが全く同じ動きで作中何度も迫ってくる。

・タコもワニも一緒の鳴き声。

・カニとヒトデに関しては、作中の活躍ぶりでも、CG的にも頑張っていたんだと思う。地味だけど。

・結果、グロ描写がほとんどなく、苦手な人でもかなり大丈夫なほうのホラー映画だった。

・なぜか必ず酷い目にあう獣医の中年女性がかわいそう。

・そういうアトラクションにしか見えない、ゾンビザメまたぎシーンでもオチ担当と言っていい。

・ただ、生物の専門家らしく、「目が白濁しているから視覚はないはずだ」と看破するところはかっこいい。

・タコがヒロインを襲うシーンはあるが、春画みたいなことにはならない。

・絶対、途中でゾンビ化するもんだと覚悟していたのに、最後まで生き残った。よかった。

・ゾンビイルカの活躍をもっと見たかった。爬虫類の無表情感もいいけど、口角上がってるから人間の表情に近くて気持ち悪い。良い。

・登場人物の全体的に華の無い感じはむしろ好み。

・地方のだいぶん老朽化した感じの水族館なので、これくらいのほうが生々しい。

・警備の人が、両手を開いて顔の横に添え、目と口を大きく開いて驚いていた。とても様式的だった。

・結局、作中水族館の水槽は割れやすいのか割れにくいのかよくわからなかった。

・普通、ゾンビになったくらいじゃ割れないと思うけど。

・見終わって、本当の水族館のスタッフさんたちに申し訳ない気持ちになる。

・まじめなドキュメンタリーなどを見るべきだった。

・こういう作品は定期的に観たくなってしまう。こういうゆるい作品はもっとあってもいい。

(U-NEXT)

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