縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

感じ悪

2010-07-02 | Weblog
毎日ポストの中にはなにかしらのチラシが入っている。宅配ピザ、出前寿司、植木屋さん、塗装屋さん、
なかでも不動産屋のチラシは突出している。ほぼ毎日違う不動産屋のチラシが一、二枚入っている。
この地域の不動産を求むというような内容だ。縁起村にお住まいの皆さんへ訳あってこの地域で
不動産を探していますとまず上段に書いてある。
そして次にお子さんがこの近くの私立に入学したから、娘夫婦と一緒に暮らすため、縁起村という地名
が気に入った、時々空から金貨が降ってくるという噂をきいたから、とまあいろいろ縁起村に住みたい
人々の様々で勝手な理由が書かれている。
でも今日入っていた求む土地チラシの内容は今までで目が点になるくらい最高だった。
要約すると、縁起村に住みたいと熱望しているお客がいる。その人は方位を気にする人で、
縁起村はばっちしなのだそうだ。ところが方位の関係で今年の夏までに引っ越しをしないと
尽きが落ちるらしい。
希望条件は日当たりの良い広い庭があり、夜道が安全、家に段差がない、6人以上がくつろげる
リビングがあること、こういう物件てありそうで案外ないものだ。
方位にこだわるってのが拘りすぎ面白すぎ。でも夏までにいい物件が見つからなくて、その後縁起村が鬼門の
方角になったらこの人はどうするのだろう。
方位がよいと言われたら、汚染物質の上や崖崩れが起きそうな土地でも住むのだろうか。
だけどさ、この求む土地のチラシ、お願いだから出て行ってと言われているみたいで感じ悪。

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