縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

マスクがないぞ

2009-04-30 | Weblog
猫社長を憂鬱にさせていた花粉症がそろそろ下火になった。マスクの安売りも出始めていた。
なのになのに今日覗いたドラックストアに大量に並んであったはずのマスクがほとんどなかった。
ラジオで聞いた川柳
冷静に と言って騒ぐ 馬鹿と禿げ
最初はぽかーんとした。五秒後爆笑。
そりゃ、馬鹿と禿げが毎日深刻そうに会見していれば、マスクは用意しておこうと誰もが思う。
猫社長だってやっぱり心配だ。
最初は豚インフルエンザって言っていたはずなのに、なぜか新型インフルエンザになっている。
これは変異だ。

メキシコから来た女

2009-04-28 | 旬時候
メキシコから来た女
杉花粉が飛んでいる日本から一時メキシコへ疎開していた大鷹ちゃん、そろそろ戻ってくる頃かと
思っていたら何と掛かってきたのは日本の病院からだった。
「猫社長、大変なのよ。わたくし豚インフルエンザの疑いを掛けられて隔離されているの」
「えーっ、あのマルゲリータ、カルボナーラ、アラビアータ、ペペロンチーノ、フェットチーネ、
 あれ何だっけ」
「もー、ナポリターノ国家安全保障長官、違うんだったら。成田行きの飛行機の中でお酒をガンガン
 飲んでへべれけになってフラフラになってその上直前に食べたチョコレートが口から流れ出てたらしくて
 血を吐いていると思われたらしいわ、そしたら、着陸後飛行機の中に入り込んできた検査官に無理矢理
 強制的に病院に連れてかれちゃったのよ。違う違うって言っても、成田の空気を吸い込んだとたん、
 くしゃみはでるは、鼻水はとまらないはで完全にインフルエンザ感染者扱いなの」
「そうそう、今年は杉が終わっても檜の花粉が多いらしいよ。もう少しメキシコにいればよかったのよ
 まあしばらく病院に入っていたらどう」
猫社長は今回のインフルエンザ騒動はあまり心配していない。大鷹ちゃんもすぐ出てこられるだろう。
だけどいつ何が起こっても不思議じゃない世の中だから、大鷹ちゃんとおいしいランチでもしておこう。

テリア気質

2009-04-26 | ピノコ
玄関のチャイムが鳴れば吠え続け、気に入らなければ飛びかかって噛みつく、寝ている以外はせわしなく
動き回る、まるでブンブン蜂のようなピノコ。先代のカブは人間には絶対服従で人様に刃を向けるなんて
ことはありえない気の良い犬だった。それに引き替えピノコはキレキレキャラの自己中放棄犬だ。
飼い犬に噛まれるなんてどこか別世界の話だと思っていた。こいつは狂犬だ、とんでもない犬を
もらっちゃったぜと悩んだ時期もあった
テリア気質、テリア種はこのように呼ばれている。本やネットで調べると、初めて犬を飼う人、小さな子供の
いる家庭では飼わない方がいいと出ていた。見た目のかわいさだけでペットショップで高額で買っても
テリア特有の気性の強さに音を上げて放棄する人が多いらしい。
ジャック・ラッセルテリアでも25パーセントは放棄されているんだって。
そういえば、ネットの里親募集に出ている。
ピノコはテリア中のテリアだ。クイーン・オブ・我が儘テリア。テリア気質で狩りの名人、
こちらも大和魂で一生涯とことん付き合うぜ。

ハンターピノコ

2009-04-24 | ピノコ
庭で遊んでいるはずのピノコの名を呼んだ。植え込みから姿を現したピノコは何かをくわえていた。
ぎゃー・・・・ネズミだあああああ。長ーいつるつる尻尾がピノコの口からはみ出している。
おええええ、早く口から離させないと、
猫社長の家は田舎の田園地帯ではない。れっきとした住宅街だ。なのに何でネズミがでるんだ。
それも毎年、猫社長の仕事場の縁の下にやってくる。ほんとに迷惑だ。
てことで、ネズミをくわえたピノコを追い回し、口から離したところを押さえつけ、
やっとこさネズミを埋葬できた。
ピノコ、さすがはフォックステリア、狐やネズミを仕留める殺しやだ。でもでも勘弁して。

給付金で入れ墨

2009-04-22 | Weblog
定額給付金を公平に給付するにはどうしたらよいか。旦那が怖くて家出している奥さんたち、
元々家のない人、貧乏で口座を作れない人etcetc。
みんな直接もらいに行けばいい。でも二重取りの人をどうやって防ぐか、
まかせなさい。猫社長はグッドアイデアを考えた。給付金を貰った人の手首に丸適マークの
入れ墨をいれる。これならズルはできない。何?佐渡の流人じゃあるまいしありえないって?
だったら給付金をもらった直後眉毛の片方を剃る。何?もともと眉毛のない人はどうするって?
そうか、じゃあ胡瓜の匂いの汗がでる錠剤を飲む。これは匂いが消えるまで半年を要するのだ。
ニンニクを食べるとキムチの匂いになるからこれもだめだって。
お歯黒にする。これまたすごいブーイング。足の小指の爪を剥ぐ、だんだん痛くなってきた。
そうだ、この中の一つから選択ってのはどう?
すべての人に公平に平等に、それが一番難しい。