縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

犬の好物

2008-02-29 | Weblog
いつも身近に犬がいた。でも犬についての知識が欠けていた。玉ねぎやチョコレートがだめだと知ったのは
5,6年前でそれまでカレーライスをあげていた。香辛料や調味料もだめなんだって。
残った牛乳をカブはごくごく喉を鳴らしておいしそうに飲んでいた。だけど牛乳もだめらしい。
エビ、蟹、シイタケ、タケノコもいけないと書いてある。それもこれもネットに載っていた。
カブには悪いことをしてしまった。肉の脂身、うどんの汁、なんでもかんでも片付けてもらっていた。
もっと気を配っていたら30才くらいまでは生きていられたかもしれない。18才なんて早すぎる
ニューフェイスピノコにキムチを一切れあげてしまった。ピノコはウマイスミダワンと舌鼓を打っていた。
だけど彼女にとってこれが最初で最後のキムチ。これからはおからと野菜中心のメニューになるだろう。
そういう点で人間の胃袋の許容範囲はほ乳類ではダントツだ。どんぐり、なまこ、芋虫、昆虫なんでもこい。
地球が滅亡してもきっとゴキブリと人間は生き残るだろう。
横浜そごう6階ジャパンショップに常設、鯉のぼり かえる かっぱ
縁起笑店

イージス艦あたご、ゴム飛びあたご

2008-02-27 | Weblog
イージス艦あたごの値段は1500億円、一日1億円使っても4年、1000万円なら40年、だめだ
使い切れない。猫社長の友達で形から入る人がいる。スキーを始めるときは最初にすべて一流の道具を揃えたり、
カメラの場合は三脚、カメラバックなんやらかんやらプロ使用にするやつだ。石川遼君仕様のゴルフセットを
揃えたからってゴルフがうまくなるとは限らない。イージス艦もすばらしい装備が満載なんだろうけど
搭乗員しだいってことだね。
あたごでふと子供時代の引き出しが飛び出した。小学校の頃女の子の間でゴム飛びが流行っていて休み時間に
集まっていつも遊んでいた。長いゴムを平行に2本膝丈の位置に保ち、歌いながらひっかけたり、飛んだりする。
そのゴム飛びの遊びをあたごと言っていた。なんとか輝くニッポンのアジアにアメリカヨーロッパ、ぱっぱなんとか
歌の最後が、あー、一億の鐘が鳴るチョンパ、だったと思う。変な歌詞だった。足運びの順番もきっちり
決まっていた。なんであたごと言っていたのか、誰も疑問に思わず、誰が流行らせたのかもわからなかった。
不思議なゴム遊びだった。ちょんぱ。
横浜そごう6階ジャパンショップに常設、もうじき端午の鯉

ターキー甥疑惑

2008-02-25 | Weblog
ロス疑惑、サイパンでオレンジ色のパーカーを羽織って連行される三浦和義を見てすごく人相が変わっていたのに
注目した。万引きで捕まってしまう前、サンデージャポンとか言っておちゃらけていたときの顔じゃない。
いきなりお爺さんになってしまった太郎さんみたいだ。浦島太郎を爺さんにしたのは時間の煙だったけど、
三浦容疑者を変えてしまった煙は27年の時を凝縮した絵にも描けない恐怖のストレスだろうか。
それともうひとつ、おばさんの水の江滝子にそっくりになっている。それ誰だって?ジェスチャーの女性
キャプテンだよ、ジェスチャーって何?柳家金語楼と一緒にでてたでしょ。NHKの人気番組だったんだよ。
金語楼もわからんて?映画ますらお派出婦に主演してた人だよ、ますらお派出婦ってなんだって?
猫社長にもわからん。
思い出した。映画望郷、サンダカン八番娼館の中で娼館の女将を演じていた凛としたかっこいいおばさんが
水の江滝子だった。とにもかくにも、その三浦氏の実のおばちゃんの水の江滝子は今も存命。

ピノコ臭いぞ、洗ってやる

2008-02-24 | Weblog
ピノコにシャンプーをすることにした。猫社長の家にやってきてまだ一月ちょっと、まだ早いかなと思っていたが
なにせ臭い、靴下を半年以上掃き続けてあたりめをこすりつけたような匂いがする。ピノコをさわった後石けんで
洗っても一回じゃ匂いが取りきれないくらい強烈だった。でも最近仰向けになってお腹をみせるようになった。
これならいけるかも。でさっそくピノコを風呂場の洗い場へ連れて行った。
シャンプーをだしてまずスポンジで泡をたくさんつくった。まだシャワーはかけないで泡をたっぷりピノコの体に
こすりつけマッサージ、そしてシャワーのコックをひねった。
瞬間ピノコの体が宙を舞った。
黒い液体と赤い液体が排水溝に向かって小さな小川を作っていた。左の人差し指がカッと熱い、見ると第一関節から
上の指が千切れていた。その直後に激痛が猫社長を襲った。ピノコの口のまわりは紅をさしたように赤くなっていて
こりこり何かを噛んでいた。やられたー。救急車、救急車。
ピノコは結構気持ちよさそうにシャワーを受け入れてくれた。時々体をぶるぶるするのに閉口した以外は
猫社長が想像したような凄惨な指喪失事件は起きなかった。すべては杞憂。猫社長とピノコの間にはすでに
信頼関係ができていたのだ。そして新に発見したこと、ピノコはの毛は純白だったのだ。
今ピノコは首から上は洗わなかったのでアイボリー、首から下は白のツートンテリアになっている。
余談だけど、千切れた場合、指はくっつかないよね、きっと。
横浜そごう6階ジャパンショップに常設、もうじき端午の鯉

ラヴレター・from・宮内庁

2008-02-22 | Weblog
ポストを覗いたらダイレクトメールやらなんやらの間にわら半紙色の古びたはがきが混ざっていた。
手にとってよく見たら皇居吹上御苑での自然観察会についてと書いてある。ああそうか、新聞に吹上御苑内を
観察したい人を募集していたんだ。それで往復ハガキをだしたのだ。引き出しに40円時代の往復ハガキが
あったので観察希望と書いてだしたんだっけ。何々、申込者多数につき抽選を行った結果、残念ながら落選だってさ。
くー、残念だなあ、行きたかったなあ、でもすっかり忘れていた。
東京のど真ん中で手つかずの自然が残っている吹上御苑。きつねやたぬき、もしかして絶滅した日本狼も
生き残っているかもしれない。倒幕軍の追っ手から逃れた徳川の末裔がちょんまげのまま新しい政府が生まれた
ことも知らず、日本がアメリカのぽちになっていることにも気づかず、再び徳川の世が来ることをひたすら
願いながらひっそり隠れて暮らしているかもしれないのだ。猫社長はそれを発見したかった。
こんな魂胆だから落選したしたのかも。
ラヴレター・from・宮内庁 猫社長の宝物の一つに追加