縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

開いた鼻がふさがった

2008-06-29 | Weblog
彼女は重要文化財の仏像を見上げて驚嘆の声を上げた。
「すごい、開いた口がふさがらない」
それをテレビで観ていた猫社長は逆に開いた鼻がふさがった。猫社長はその女優が結構お気に入りだったけど、
もーーー、がっかりなんてもんじゃない。
偽知性派と冗談は顔だけにしてくれ。
日本語の使い方が、こういった有名人達がもっともらしく使うことで広がっていく。
開いた口がふさがらないはやがて肯定する意味として認知されいく。
近い将来、ルーブルのモナリザの前で日本人観光客がこぞって叫ぶ。
「ああ、なんてかみがみしいのかしら、(神々しい)もうぜんぜん、ステキ、開いた口がふさがらなーい」

江戸のばあさん

2008-06-27 | Weblog
大地震が起きるとインフラがめちゃくちゃになる。
電気、水道、ガス、道路、
さてこの中でひとつだけならすぐに復旧してあげると言われたら、さてどれにしようか。
電気、夜になったら蝋燭や懐中電灯で部屋を照らせばいい。
水道、近くの小川や井戸からもらい水。
ガス、煮炊きは薪、火鉢、練炭で代用。
道路、毎日がアスレチック、山登りだ。キャンプみたい。
甘い、そんなうまいこといくわけない。すぐにお手上げ、干物かミイラになるぞ。
だとするとやはり、猫社長が一番必須だと思うのは水かなあ。
江戸時代、電気とガスはまだなかったが、道と井戸はいたるところにあった。
今小川は地下に埋没、井戸は汚染されている。だからいちばん望ましいのは水道復活。
しばらくは水道のある江戸時代の生活を続けるってこと。
江戸時代のおばあさんが突然タイムスリップしてこの状況を見たら何と思うだろう。
「なんと水が金筒から湧きおるじゃないか、こりゃぶったまげた」
懐中電灯や携帯コンロにも目を見張ったばあさん、最初はいろいろ面白そうにさわったり、
試したりしていたが、だんだん元気が無くなってきた。
「ここは空気が臭くて頭が痛くなる、金筒の水もまずくてとても飲めた代物じゃない、
お前さん達はよくもまあこんな汚れた所に住んで平気な顔をしておられるなあ」
気の毒になった猫社長はおばあさんを日光江戸村に連れて行った。
おばあさんはここなら空気もまあまあうまいし、しばらく世話になるよと大変喜んだとさ。
めでたし、めでたし。

落書き姉ちゃん

2008-06-25 | ピノコ
イタリア・フィレンツェ市のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に落書きした女子学生、幼すぎる。
猫社長が最後に落書きしたのは小学校1年の時だった。隣のうちの玄関の白い壁に 猫社長 とクレヨンで
書いたのが最後だ。しかし何故ばれるとわかっていながら自分の名前を書いたのか、
漢字で名前を書けるようになったことを隣のばあさんに褒めてもらいたかったからだ。
で?褒められるわけがない。婆ネコにこっぴどく叱られた。まあ子供だったので許してください。
落書きはだいたいが名前を書くやつが多い。イースター島のモアイ像に落書きを掘ったやつも名前だった。
いい年して恥ずかしいと思わないのか、不思議だ。世も末だ。
猫社長の取っている新聞には例の短大生の実名が出ていた。それを見ておやおやと二度びっくり。
犯人の名前が漫画とか芸能人みたいだった事。頭の中身もそれ並み?
ちなみに去年の名前ベスト10は葵、さくら、優奈、結衣、陽菜、七海、美咲、美優、ひなた、美羽、優衣。
その他を見ても愛と美が多い。今の日本に足りないものがそこにある。

市営プールでレーザーレーサー

2008-06-23 | Weblog
スピード社のレーザーレーサーは着用に30分はかかるらしい。それも誰かの助けを借りないと
結構大変らしい。
一般人が一般のプールで泳ぐ場合、もし一人で出かけたとして、使用料を払ってプールの中に
入るまでに少なくとも30分はかかる。脱ぐときも着用するときほどではないだろうけど、
ぴちぴちきつきつならやはり数十分は必要だろう。つまり一時間はほとんど無駄になる。
じゃあどうする。近くのプールなら家から着ていこう。ついでに帰りも着て帰ろう。
これは猫社長のあくまで想像だけど、レーザーレーサーを長時間着用するとものすごい圧迫だから
付けていた部分の表皮が内出血を起こすんじゃないかな。次の日体中が赤紫になってすごいことになりそうだ。
遠目から見たら紫色のジャンプスーツか入れ墨にみえるかも。
だいたいが一般のプールでレーザーレーサーを着用して泳ぐ人っているのかなあ。
よほどの水泳自慢じゃないとちょとはずかしい。

すいてるレジを探せ

2008-06-21 | 干支
スーパーではいつもどこのレジが空いているか、早く進みそうかざっと見渡して
早そうな所を選んでいる。一人しかいなくてもカゴがいっぱいだったり、じいさんがいるレジは
案外時間を食うので敬遠する。
なぜじいさんを避けるのか。猫社長のいままでの経験ではじいさんはレジの店員さんに
このさんまは新鮮かね?この豆腐は国産大豆じゃろ、キムチにいたっては辛すぎないかねと
買う前に聞きゃーいいだろがってことを延々話して、まあ長い長い、レジが停滞することしばしばなのだ。
そんな少しぐらいいいじゃないって、そうなんだけど猫社長は気が短いのだ。
もうひとつは新人さん、おっ、ここは誰もいないと並んでみたら後の祭り。ひえーどんがめー。
昨日前のカップルがカゴの中にキャベツを10個入れていた。その日は野菜の大安売りでキャベツが
一玉100だった。猫社長の紫色の脳細胞がくるりくるりと回りだした。
キャベツの酢漬けの作り置き、家でお好み焼きパーティ、実は夫婦トンカツ屋、キャベツ風呂、
うさぎのエサ、うーん閃いた。キャベツ割競争に違いない。