縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

日本が取った鬼の首

2011-07-30 | Weblog
中国の高速列車の事故のことをいまだに突いているマスコミ。
なんだか鬼の首を取ったみたいにウハハウハハと浮かれている。
日本ではこのような事故はありえない、今まで一人の死者もでていないって
自画自賛しているけど、新幹線以外の鉄道ではたくさん事故を起こしているじゃん。
日頃、自分をいじめている大きな体の男の子が肥だめに落ちてクソまみれになっているのを
桜の木の陰からざまあみろってほくそ笑んでいるみたいだ。
クソまみれのいじめっこはきっともっとパワーアップしていじめに拍車をかけてくるぞ。

いつか中国で原発の事故が起きた時、日本はどのような報道をするんだろうね。
自国にやさしく、他国にきびしい?

ぷりぷりゴキブリ

2011-07-28 | Weblog
夕暮れの遊歩道をピノコと散歩していた。薄暗い地面に蠢く何かがいることに気が付いた。
グミみたいにプルプルした色白のゴキブリと思わせるものが
地面の上にひっくりかえってもがいていた。
蝉の幼虫だった。幼虫はたくさんいた。地面にはちいさな穴がたくさん開いていた。
蝉の幼虫は桜の巨木をめざしているようだ。
孵化したばかりの海亀の子供が波打ち際に向かうみたいだ。
亀の子は海に戻らなければ生きていけないけれど、
蝉の幼虫は地面では蝉になれないのかな。
あっそうか、何かにしがみつかないと左右に転がってしまうね。
てことで、何匹かの蝉ッ子のお手伝いをしてあげた。
摘んでホイ、摘んでホイ、早く羽化しろ蝉の種。
これからは蝉ッ子がどんどん地面からはい出して桜の並木道は大声をださないと
聞こえなくなるくらいの大音響になるのだろう。
去年まではうるさすぎて忌々しいと思っていた蝉だけど、
今年は現れてくれてありがとうと言いたい。

わんぱく戦争

2011-07-26 | Weblog
中国で起きた高速鉄道の列車事故、先頭車両を埋めてしまったけど、
これって不振な死に方をした人間を検視しないで土葬してしまうみたいだ。
その後また掘り出したらしいけど、毒殺だったら時間が経って証拠が消えてしまうかも知れない。
なんてCSIの見すぎ。

ピノコの散歩で今日はずっとこれを歌っていた。
俺のズボンはほころびて、ツギハギしないと穴が開く~。
昔々のおフランス映画で、ちびっこたちが歌っていた。
子供同士の決闘で相手のボタンを全部剥ぎ取ると勝ちとかなんとか
そんなほのぼのとした映画だった。
原題はボタン戦争というらしい。
主役の坊やがすごくかわいかった。
日本は卒業式であこがれの人の第二ボタンをもらう儀式があるらしい。
猫社長の時代にはまったくなかった風習だ。
髪の毛にしたらいいのに。ほしいという人全員に抜かせてあげる。
春に虎刈りざんばら薄毛の人がいたら、大勢にむしり取られた人気者ってことだ。


普通のラジオになっちゃった

2011-07-24 | Weblog
原田芳雄を初めて知ったのはテレビの2丁目3番地だった。
すごくかっこよくて圧倒的な存在感で主演の石坂浩二が霞んでいた。
生原田を見たのは新宿の紀伊国屋で小さい子供と一緒に画材を選んでいた。
ワイルドな風貌なのに実は子煩悩なんだなあという印象だった。
TBSラジオ林美雄のパックインミュージックで原田さんが
りんご追分けを歌った時、あまりにすごくてゾクゾクし猫社長の心はふるえた。
歌手でも超一流になれたに違いないと思った。
ご冥福をお祈りします。

今日でアナログ放送が終わってしまった。ラジオを付けると各テレビ局とも
アナログ放送の終了のインフォメーションを流していた。
長年愛用していたテレビチューナー付きのラジオが普通のラジオになってしまった。
笑点もNHKニュースも今日から聞けなくなった。
友達の一人がこの世からいなくなってしまったような寂しさだ。
3.11で住んでいる世界の空気が変わり、7.24で世界の色が変わってしまったような
そんな気分だ。

ジェイソン海を越える

2011-07-23 | Weblog
最近you tubeとかから拾ってきた映像で番組を一本作ってしまうテレビ局。
驚き映像てんこ盛りとか言って、お手軽すぎ。
バラエティも崖っぷちや事務所の力タレントの総動員。なんだかなあ。。。
もっと汗水たらしていい番組を制作してほしい。

ノルウエイのウートオイア島で100人近くの若者が
殺される大事件が起こった。
惨劇の場所がキャンプ場だったので、最初は13日の金曜日のジェイソンがパワーアップして現れたのかと思った。
だがジェイソンは飛び道具は使わない。長刀だけで正々堂々?一応真っ向勝負する。
ていうか、やはり世の中で一番恐いのは、ライオン、鰐、ピラニア、キングコブラ、幽霊、怪物なんかより
人間てことだ。