縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

ど根性藤の木小唄

2007-08-31 | Weblog
3年前月極駐車場だった場所に今は賃貸マンションが建っている。駐車場の頃は金網フェンスで囲み
土の上に軽く砂利を撒いただけのむきだしの土地だったので雑草が生え放題だった。
そこに藤の木が生えてフェンスに蔦をからませて春になるときれいな花を咲かせていた。
年に一度、管理者から雇われた植木屋が来て雑草を刈っていく。藤の木なんか根本から切られてそりゃ
かわいそうなものだった。だが藤の木の生命力はこんなことでは負けなかった。次に植木屋が来る一年の間に
元の大きさに戻していたのだ。こうして切られても切られても根がある限り蔦をのばし毎年花を咲かせるという
ことが何年も続いていた。ところがマンションが建ってしまい、藤の木はとうとう姿を消してしまった。
さすがの藤も一巻の終わりかと猫社長もちょっと同情していた。ところが今年マンションの生け垣に
ひょろりとか細い藤の蔦が顔を出しているのを発見してしまった。どっこい藤は生きていた。
いやはや恐れ入りました。しぶとい、この藤はどこまでテリトリーを広げるのか、その前にまた
刈り取られるのか、猫社長は見届けようと思う。でも自分の庭には藤だけは植えないようにしよう。
こいつに侵入されたら大変だ。

炭粉で体調管理

2007-08-30 | Weblog
猛暑続きで氷を入れた飲み物やスイカばかり食べていたせいで、体が冷え気味。夏ばても伴って
お腹の調子が悪い。さてそういう時猫社長はどうするか、秘伝の備長炭の粉を水といっしょに
流し込む。思いこみかもしれないけどすぐ調子がよくなる。
炭は川の浄化に使われたり、お風呂にいれたりといろんな用途に使われている。猫社長家の
水ポットは備長炭をいつも一本入れておくのだけど、水がぬめらないし、腐らない。
そんなすばらしい炭の粉を健康食品として猫社長は愛用している。炭の粉を飲むと胃や腸のばい菌、
宿便を吸収して外にだしてくれるとネットにもちゃんと載っている。
猫社長は自分で炭を砕いて粉にしているのでそれがちょっと大変、でもこの作業が上半身の運動にも
なっているのでがんばっている。これはほんとの粉骨砕身、上半身ビリーズブートキャンプ。

タイヤ無知

2007-08-29 | Weblog
5年で8000キロしか走ってないマイカー、最近タイヤを替えた。すり減ったからではない、劣化が
激しく小さな亀裂がばあさんの皺のようにタイヤの横っ面を覆っていたからだ。こういう状態だと高速を走っているとき
などにバーストするおそれがあるらしい。一年点検の時ついでにタイヤ交換をディーラーに頼んだらぴかぴかのタイヤになって戻ってきた。黒光りするタイヤはゴキブリみたいだ。
ところでこのタイヤはどこのメーカーなのだろう。表面にはmaid in chaina hybrid good yearっていう文字しか
見あたらない。ブリジストンとかトーヨーとかヨコハマとかの名前がどこにもない、もしやこれって中国の偽造タイヤ?
もー、猫社長が車音痴だと思ってどこかのバッタ物押しつけたんだな。不安になってきたのでさっそく
車にくわしい黒猫ちゃんに聞いてみた。謎はすぐ解けた。good yearというメーカーだった。有名らしい。
猫社長はhybrid goodyearがタイヤの種類だとばかり思っていたのだ。ハハハ。
大馬鹿にしていたクイズヘキサゴンの若い無知タレントを笑えなくなっちゃった。

内閣改造ネーミング

2007-08-28 | Weblog
内閣改造、メンチカツ、幕の内、白い恋人達とかいろいろネーミングが付けられた。
しかし政治評論家っていいかげんだ。小泉は外務大臣だとか、百合子姫は留任とか当たらなくても
誰も責任取れって言われないもんだからって、勝手に楽しんでいた。
だから猫社長もよくわかってないけどネーミングしてみた。
派閥のボスをたくさん集めたり、まったく無視したりでそのこころは
組長&村八分内閣。
いずれ博士か大臣かって言葉があるけど、今の世は博士号を取得しても職はなし、
大臣になっても別段尊敬されないし、死語になってしまった感がある。
いずれあやめかかきつばた、なんとか官僚かIT長者、いまにホームレスかネット難民。

茶色の南武線

2007-08-27 | Weblog
蚊ってさあ、成虫で一月も生きるんだって、卵も乾燥に強くてそのまま冬を越すらしい、
敵ながらあっぱれだ。
府中の伊勢丹で開催していたアイアイちゃんの個展に行ってきた。府中に行くのに南武線を使ったんだけど、
学生の頃この路線で通っていたので久しぶりの南武線はちょっぴり懐かしかった。猫社長が通っていた頃の車両は外側は
焦げ茶色でチョコレートが繋がって走っているみたいだった。
車内の床は木で真ん中にポールがあるクラッシックなものだった。そのうち茶色じゃない車両も登場した。
それはオレンジ、緑、黄色の車両がバラバラに連結されて積み木の電車が走っているみたいだった。南武線は中央線、山手線
とかのおさがりの寄せ集めの路線だった。昔、南武線の車窓から見える景色は田んぼと梨畑ばかりの田園風景だった
のに今日見た景色はマンションと住宅の雑然とした後景が広がっているだけだった。日本は人工が徐々に減少して
いるはずなのにこの建物群の増え方ははなんだろうとちょっと首をかしげた猫社長であった。
府中伊勢丹はごくごく普通のデパートだった。新宿だけが特別なのか、猫社長にはよくわからない。