宮崎でなんばしおっと？

猛烈な暑さから解放され、夏の疲れを速やかに取らねばならぬと体が睡眠を欲している。
ねえ秋眠。こっち秋眠、だから秋眠。
東国原知事が東京のテレビ番組やイベントで度々上京するニュースを観るたび
あれまた来てるよこの人、宮崎より東京にいる時間のほうが多いのじゃないかと思っていた。
たぶん東京に来たいのだろう、戻りたいのだろうと推測していたら、やはり知事職を４年で切り上げた。
宮崎をどげんかせんと、宮崎でなんばしおっと？

交差点景色

交差点の信号が青に変わった。前に一台左折の車がいた。ところが前の車は少し発信して前掛かりになった
まま止まった。
横断歩道を渡ろうとしている爺様がいたので待っているようだ。ところがその爺様は
２秒に一歩づづしか前に進まない。亀の歩だ。そうこうしているうちに信号が赤になってしまった
いまだ爺様はセンターラインの手前。それでも一生懸命足を前に前に出していた。
ああ、どうなっちゃうんだろう。爺様絶対絶命。
交差点の機能が止まった。直進の車は青信号だったけど爺さんが通過するのを待っていた。
渋滞なんてなんのその、がんばれ爺さん、猫社長もハンドルを握ったまま応援した。
なんだかいい景色を見ている気がした。カルガモ一家の引っ越しを思い出した。
やっとこさ爺さんもようやく向こう側へ到着した。
ほっとした。でもここが踏切だったら大変だよ。
注意一秒、怪我一生。お年寄りを大切に。

それぞれの秋

朝、リビングに入ったらやけに暑い、また猛暑再来か、違った。ガスストーブがついていた。
食欲の秋はいち早くピノコの元へやってきた。腹減った、腹減ったとじっと猫社長を下から見上げて
離さない。皿のフードをあっというまに平らげる。それでかうんちも２回、胴回りもじゃっかん膨らんだ。
猫社長は睡眠の秋だ。夏は寝苦しさで何度と起きて慢性的に寝不足だった。
やっと熟睡できようになった。そうしたら寝違えてしまった。年を取ると子供の頃のように自然に
寝返りを打てなくなっている。借金はないけど起きたら首が回らない。
首が回らなくて一番困るのは車でバックするときだ。自称車庫入れ一発名人の猫社長だけど
首の痛さに耐えかねて目測を誤る。今マイカーは斜め３０度かたむいて駐車場に止まっている。
昔お婆ちゃんが言っていたが年を取ると朝起きたときが一番体が痛いというのは本当みたいだ。

帰ってこいよ

昨日のしがみつき猛暑とは打って変わって今日はいきなり肌寒い。そしてこの待ちに待った
天然のクーラーは猫社長に快眠をもたらしてくれた。
インフォメーションセンターの音声ガイダンスはダイヤル回線だとその先に進めない。
米印を押してくださいって言われても、その米がないのじゃ。
世の中、便利になってますます不便になった。
涼しくなったらスズメは縁起村に戻ってくるのだろうか。１０日前にベランダの桟の上に
雑穀を巻いてみた。今のところ一粒も減っていない。山鳩、ヒヨドリ、カラスにも無視されている。

公募展疲労

新制作展に行ってきた。場所は国立新美術館。もち招待券で。去年は二科展に行った。もち招待券で。
猫社長は公募展を自腹で鑑賞しようと思ったことはない。
新制作展は久しぶり、この前は上野の都美館でそれも２０年以上前だった。
素人の猫社長からみても新制作は二期よりはレベルが高いように思えた。例えるならワールドカップ
日本代表とスペイン代表くらいの差かな。
公募展を一つ見ただけでくたくたになる。絵画、彫刻、立体等々もうてんこ盛りでお腹がいっぱいだ。
そうだ、新制作展の前に近くのレストランでビールとパエリアを食べたんだっけ。