縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

源内あやまる

2013-07-22 | Weblog
俺はあの世にいる平賀源内様だ。
俺が生きていた江戸では夏に鰻が売れねえってんで
鰻屋に頼まれて土用の丑の日は鰻を食べて精を付けようって
俺様がコピーをこさえてやったんだ。
ところがなんてこったい、この世じゃ鰻を捕りすぎて
絶滅しそうだっていう話じゃないか。
それでもデパートやスーパーそこいらじゅうで
うなぎがたくさん売られてる。
もし俺があんなコピーを発案してなけりゃ、いまごろ日本人は
夏の土用の日に鰻なんて食わなかっただろうな。
すまないなウナこう、でも日本人がこれほど鰻好きになるなんて
あんときゃ思いもしなかったよ。
だけどよ、地球上に鰻が一匹しかいなくなったとしても
きっと取って食っちまうんだろうな。

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