縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

コインロッカーヴェジタブル

2008-07-16 | Weblog
縁起村のはずれに立っている掘っ立て小屋、ロッカー方式の無人野菜販売所だ。地元の農家の
おじちゃんの作った朝取り野菜が格安で売っている。ここは猫社長お気に入り。
特に食べ物を無駄にしないのがいい。親指ほどの太さの間引いた大根10本100円。
傷んだ箇所がけずってある5本100円のりっぱなにんじん。アブラ虫のついたブロッコリー100円。
大曲りのきゅうり8本100円。傷トマト5個100円。つまり普通なら捨てちゃうか自分の家で
食べるしかない野菜を出店しているのだ。猫社長は多少わけありは大歓迎なので率先して100円玉を
投入する。そうそうおじさんとこの自家製梅干しはシミだらけで色が悪くてすごく酸っぱい、これもいい。
おじちゃんの野菜はすべて露地物だ。でも春夏秋冬、並べる野菜に事欠くことはない。
猫社長はこの販売所で季節の野菜を学んだ。スーパーだといつでも何でも揃っているので旬の野菜が
よくわからなかった。
原油高騰で温室栽培が危機状態になりそうな今、原点に戻って露地物の野菜や果物を食べたらいい
冬にトマト、きゅうり、なすび、枝豆でビール、を待ちわびる。夏にはほうれんそう、白菜鍋の夢を見る。
人間は住んでいる土地で取れた旬の物を食べるのが一番体にいいって聞いたことがある。
でもやっぱりよその土地のおいしいもの食べたい、だってスイカは縁起村では作ってないもの。

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