縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

あっ、ニホンカモシカ

2008-04-17 | Weblog
昨日はドライブで山梨周辺を走った。
どんな種でも野生の生き物との遭遇は驚きと好奇心にみちみちて心が躍る。
山梨博物館から山越えして河口湖に向かう途中の国道沿い、山の斜面に樹木以外の物体が目に飛び込んできた。
FRPの等身大のフィギュアか、いや生きているニホンカモシカだ。車窓から見た時間は5秒もなかったはずだけど、
しっかり脳裏に焼き付いた。鹿じゃない、猿じゃない、熊でもない、天然記念物だよ、ニホンカモシカだよ。
街中で偶然20年ぶりに再会した友達よりインパクトがある。こんなことはきっと生涯一度あるかないかだ。
山梨博物館、偶然入ってみたらおいしかった蕎麦屋、コンビニで振る舞ってもらった極上ごま豆腐、
立ち寄った古寺の鐘突堂のわきで飼われていた哀愁を帯びた黒柴、山中のニホンカモシカ、どかーんと湖面の
かなたにそびえる画面いっぱいの富士山、また訪ねくることがあるだろうか、難しいな、たぶんないな。
年を取ってくると、毎日が一期一会になってくる。
今日はゴキブリと一期一会した。ごめんね、君とは明日がないんだ。初対面のあいさつもそこそこに、バシッ!
猫社長は丸めた新聞を振り下ろした。

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