縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

信用金庫大作戦

2008-01-04 | Weblog
今日から仕事始め、猫社長も振り込みをするため銀行へ出向いた。だろうなとは思っていたけど、やはり
ATMは行列だった。こりゃ出直そうかなと迷ったが、まてよ、縁起村に一件信用金庫があることを思い出した。
縁起村唯一の信用金庫は目論見通りすいていた。だってATMはあるけど振り込みができないんだものこの信用金庫。
振り込み用紙に記入していたら行員の人が、この場合金庫の人が受け付け番号の紙切れを渡してくれた。
その後椅子に座って雑誌をぺらぺらめくっていたら金庫の人がお茶、甘酒、おしるこの入った紙コップを乗せた
お盆をさしだして、どうぞお一つと薦めてくれた。猫社長は遠慮無く甘酒を飲み、おしるこをいただき、お茶で
最後を締めた。すると今度はチューリップが猫社長の鼻先に唐突に現れた。顔をあげると振り袖を着た若い女性が
サービスですと手渡してくれた。あでやかな深紅の振り袖、だけど着付けないのだろう、足下がおぼつかない。
ひよこみたいに前屈みでひょこひょこ歩いている。顔もちょっとこわばっていた。
隣に座っていたおばさんも金庫の女の子からチューリップを受け取りながら、
「会社命令なの?大変ねえ」と声をかけた。笑った顔はだいぶこわばっていた。
猫社長としてはお茶もいただきお土産までもらってなおかつ用事もほどなく終えたことが何より何より。
ここって夏は麦茶飲み放題だったなあ。猛暑の日は涼みに行こう。

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