縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

うす沢までの手書き地図

2010-11-03 | Weblog
電話が鳴った。受話器のボタンを押す。
「もしもし、猫社長さん?千葉のシュガーです」
声を聞いても分からなかった。千葉のシュガー、えっ?誰々誰?失礼なことは承知で
「下の名前は何でしたっけ?」と聞いた。
「シナモンですよ、個展の案内状着きました」
ああ、シナモンちゃんか、すごい久しぶりだった。声がおばさんみたいに嗄れているので分からなかった。
そうか、お互いおばさんになっているんだ。
たまに個展なんかをすると長いことご無沙汰している人たちに会える。個展でしか会えない人や
会ったことがない人もたくさんいる。
この年になるとこの人と死ぬまでにあと何回会えるかなんてふと考えることがある。
シナモンちゃんとだって今度が最後かもしれない。そう思うと個展は体力がいるし面倒だけど
楽しみもたくさんある。神楽坂でおいしいものも食べたい。
猫社長にとって個展はお祭りだ、フェスティバルだ。

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