縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

リョコウバトのこと

2010-09-05 | Weblog
伊坂幸太郎の小説オーデュポンの祈りに中にリョコウバトのことが書かれている。北アメリカに50億羽も
いたのに人間に絶滅させられてしまった鳩の話だ。
最初、このリョコウバトの話は非現実的過ぎて伊坂幸太郎の作り話だと思っていた。
恥ずかしながら猫社長はリョコウバトのことを知らなかった。
ところがネットで検索してみたらリョコウバトはちゃんと実在していたのだ。こんなにたくさんいるのだから
絶滅するわけがないとアメリカ人は殺して殺して殺しまくり、あれっと気が付いたらいなくなっていたという話。
さすが銃の国のアメリカだ。
いや、日本の朱鷺だって江戸の空が朱鷺色に染まるというくらいたくさんいたという話だから
銃のせいにしてはいけない。
たくさんあるから大丈夫。おにぎりが1000コあるとする。そんなにあっても食べきれないと
思うけど、人間が1000人いたら一人に一ヶしか渡らない。
日本の雀もたくさんいるから大丈夫と思われているけど、はっと気づいたらいなくなっているかもしれない。
ゴキブリもたくさんいるから大丈夫とゴキブリホイホイや殺虫剤で殺しまくればいつかいなくなって
しまうかもしれない。でもゴキブリと蚊はこの世から消えてくれてもかまわない。
でもこいつらは消えないんだなあ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿