縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

下敷きと煤ガラス

2009-07-22 | Weblog
午前10時、流星の絆の再放送をみるためにテレビを付けた。ところがドラマは皆既日食生中継のために
休止になっていた。仕方がないので御相伴することにした。
最初の中継地、なぜか上海からの中継は雷と大雨で太陽は雲の中、次の悪石島も突風と嵐で避難命令、
奄美大島はエリカ様、きれいに見られたのは硫黄島と観光船の甲板からだけだった。
日本での皆既日食は46年ぶり、思い起こせばその昔、猫社長が小学生の頃、学校のベランダから
観察した記憶がある。日蝕を見るアイテムといえば黒い下敷きに決まっていた。婆猫が子供の頃は
曇りガラスを蝋燭であぶって煤で黒くして見たそうだ。黒い下敷きも煤付きガラスも今は危険だとして
禁止されている。そんなこと言ったって当時は誰も止めなかったし、先生も一緒になって見ていた。
黒い下敷きを太陽に当てて見えたのは部分日蝕だったけど、太陽はガブっと齧られた煎餅みたいにだった。
その後目には何の異常もなく、老眼になるまで1.5の素晴らしい視力を維持した。
でも頭が悪くなってしまったのはこの時のせいかもしれない。

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