縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

六文銭とアナログ時代

2008-06-12 | Weblog
石川セリ様がNHKでお歌を披露していた。セリ様は学生の頃、カセットテープがのびのびになるまで
頻繁に聞いていた人だ。その当時はまだ井上陽水とは結婚していなかった。
しかし、セリ様の歌唱を聞いて山から大きな岩ががらんがらんと落ちてくるような衝撃を受けた。
うそだろ、声がでないやんけ、ちょっと、ちょっと、ちょっと待てーそりゃないだろ。
今日ネットで購入した六文銭のBOXセットが到着した。ああ懐かしい、アルバムでは持っていた。
レコードから煙がでるまで聞いていた。猫社長が初めて買ったプレーヤーは超手動で、
レコードの針はすべて自分でそーっと落とすのだ。曲が終わればまたそーっと元に戻すという仕組み。
だからレコードを聴きながら眠ってしまうと、朝ドーナツのまん中あたりにレコード針が
削りあげたカスがまん中あたりに貯まっていた。アナログ時代のよき思い出。
今はCDで聞いている六文銭。あの頃がふと甦る、元気はつらつで毎日遊びたくてしょうがなかった。
猫社長にも若い頃があったということを思い出す。その頃に戻りたいかって?
いいえ、とんでもない、今までの蓄積が縁起笑店やもろもろの想像力を生み出しているのだもの。

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