縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

ネズミ騒動

2008-12-06 | ピノコ
先日殺鼠剤騒動のことを書いたんだけど、どうやらピノコはちょこっとだけど殺鼠剤を食べたみたいだ。
口をこじ開けて中を覗いたら普段はほのかにピンク色なのに口腔内が赤紫色になっていたのだ。
耳の粘膜も赤っぽい。お前って毒でも何でも食べるんだね。
外見は元気はつらつのピノコは猫社長をチラ見してバナナを頬張っていた。
数日後ピノコは真っ黒なタールべんをした。どうやら殺鼠剤は無事体から排出されたようだ。
ビタミンKの注射で事なきを得たってことかな。
だが殺鼠剤は本家本元のターゲット、ねずみを逃しはしなかった。
ピノコが家の中で落ちつきなく、くるくる回り始めたのでオシッコかうんちかと掃き出し窓を開けた。
するとピノコはすぐに庭に降りて何かに向かって走り出しだした。猫社長も気になってすぐに庭にでた。
10メートル先を見ると、ピノコが黒い毛玉、ぎょえ、芝生の上で弱って動けないネズミに鼻面を付けて
クンクンしていたのだ。
こら、ピノコと叫ぶと猫社長に獲物を取られちゃいかんとピノコはネズミを口にくわえて濡れ縁の下に
持っていった。
うわーーー、こら離せ、ネズミを離せ、猫社長はもうパニック。棒を持って振り回し、ピノコを追いかけた。
幸い、ピノコはネズミをすぐに口から放してくれた。というより猫社長を威嚇した。
あほ、そんなもんいらん、横取りなんてしないよ、だからあっちへおいき。怒るピノコに猫社長も
棒きれで応戦、なんとかピノコを柵の向こうへ追いやり鍵を掛けて隔離することが出来た。
ネズミはピノコが口から放した場所にいた。ピノコはネズミを噛んだわけではなかったみたいだ。
無傷で弱々しく体をまるめたままじっとしている。
ねずみはよく見るとかわいい、フワフワのほこりの玉みたいだ。目がまんまるで顔はちまちま、
でも手足と尻尾がつるつるで毛が生えていない。指の色が人間と同じ肌色、そこんところが気持ち悪い。
たぶんこのままにしておいてもどこへも行かずこの場所で死んでしまうだろう。猫社長は空の植木鉢を
逆さにしてネズミに被せた。
次の日、骸になったネズミを庭の隅に埋めた。ああしんど。
しかしさすがワイヤーフォックステリア、きつねもネズミにもターミネーターだ。
横浜そごう6階ジャパンショップに干支が並びました。
日本橋丸善B1にて展示会絶賛開催中

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1 コメント

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ピノコへ (カルの母)
2008-12-12 00:20:25
麻布十番は楽しかった!また、今度、どこか、つれてってね。ピノコかわいい!ネズミも、もう、こないでしょ。6日は会社の忘年会、10日は友人とクリスマス会で飲み続けてます
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