縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

五感で勝負

2012-02-04 | Weblog
去年の暮れに岩手のオロロンさんからヨーグルトを頂いた。
1キロパックの大容量の岩泉ヨーグルトだ。
カスピ海ヨーグルトのように粘りがあってトロトロでおいしかった。
ヨーグルトといえども生ものなので最初は一生懸命食べていた。
ところがだんだん飽きてきて三分の一ほどになったころ頃、
容器に移してチルドに入れた。
食べよう、食べなければと気に掛けながら年が明け2月になった。
ちょっとやばいな、もったいないけど捨てようかなと思い始めた頃、
NHKの朝の番組で有働アナウンサーが数週間前のヨーグルトを食べたけど
平気でしたと言っていたのを目にしてしまった。
背中を押された気がした。
猫社長は賞味期限は自分の五感で判断する。
静々と容器に入ったヨーグルトを少しなめた。まだ大丈夫ののような気がした。
スプーンですくって半分ほど食べてまたチルドに閉まった。
牛乳は腐ると豆腐のように凝固してヨーグルトの臭いがする。
ヨーグルトが傷むとどうなるのだろう。
次の朝、お腹が軽く痛んだ。
ヨーグルトのせいかわからない。でも不安だったので
惜しいとおもいつつ残りのヨーグルトは庭に埋めた。
ごめんねごめんね、無事に成仏しておくれ。
猫社長は食べ物を粗末にすることに罪悪感を感じる世代なのである。
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