縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

ぐるり家宝のねずみ

2014-05-25 | Weblog
家宝のねずみは思い出深い干支のひとつ。
写真の左にいるのは最初の家宝のねずみ、
耳も薄くて後ろに倒れると簡単に耳がもげたり
首が飛んだりした。
へたくそで顔も不気味だ。
目がいっちゃてる。でもなかなかいい表情をしている。
今では変にこなれてこんな面白い顔は絶対に描けない。
貴重な逸品
それから12年後の家宝が真ん中のねずみ。
体は少し大きくなったけれど
やはり耳が薄い、目はにっこりつむっている。
右端のねずみは3周目に入ったときの家宝のねずみ。
目がぱっちり、耳も多少がんじょうになった。
長年作ってからそれなりにうまくなっている。
でもそれがいいのか悪いのか、起用に成りすぎてもつまらない。
大昔の初期の作品を眺めていると、時間の経過と一緒にあの頃は
どんなだったかなあ、なんて思い出してつい懐かしくなる。
でも変わらないことがある。
ねずみの値段が1500円のままってこと。

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