縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

BBクリーム

2009-06-17 | Weblog
仕事を終え、ご飯も食べ、コラムを書こうとマックを立ち上げたとたん、ピカっときた。ゴロゴロ、
ピッシャーン、ザザザザー、雷と雨。こりゃやばい、大事なマックに通電して怪我でも負わせたら大変だ。
てことでマックを終了させた。昨日はすごく面白い話が浮かんだのでほくほくしていたんだけど
仕方がない。明日の心だ。
で、今日になったのだけど、何を書こうとしたのかすっかり忘れたしまった。
思い立ったが吉日が書き時ってことでしょう。なーんて。
オクラちゃんが韓国へ一泊2日で遊びに行った。お土産にBBクリームをいただいた。
最近やたらとBBBBと聞く機会は多かった、でもまさか自分が持つなんて思いも寄らなかった。
チューブの中はよくある液状ファンデーションだ。でもそのまま付けると厚化粧もいいところ。
普段何もしない猫社長が付けるともろ女剣劇、どさまわりのおばちゃんになる。
なので猫社長は乳液で薄めて塗ることにした。この使い方だと3年は持つだろう。
ちょうど日焼け止めの代わりになりそうだ。
でもやはりファンデーションと何が違うのか分からない。
BBといったらブリジット・バルドー、べべなんだよね。

おおかみとうさぎ

2009-06-14 | Weblog
大神君の家にセキュリティシステム会社のうさぎのセールスマンがやってきた。
「この辺も最近は治安が悪くなりました。安心のために防犯装置の設置をお薦めします。
我が社の装置は家が留守の時に空き巣が入ったらセンサーが探知します」とうさぎのセールスマンはカタログを広げて
説明した。
大神家のお母さんがふむふむと聞いていると、「何々」と家の奥から家族が様子を窺いに玄関までやってきた。
その数5人、大神君の家はおじいさん、おばあさん、お父さん、大神君の兄弟姉妹が5人、おじさん夫婦と
その子供たちが3人の総勢14人家族だった。
「うちは24時間、誰かしらいるのよ」お母さんは言った。
「もうひとつ火災の時に煙を探知します。火災ですべてのものが一気に失われることから回避できますよ」
いつの間にかお母さんの後ろには大神君を含めておじさん、おばさんやら10人以上が集まっていた。
「ごめんなさい、うちは火を使わないの」家族はうさぎのセールスマンをみつめてニヤニヤしだした。
「オール電化しておられるんですか?」
「ううん、違うの、うちはね食べ物には火を通さないのよ。全部生なの」
お母さんの口から涎がぼたぼたこぼれ落ちた。
その後営業に出ていたうさぎのセールスマンが会社に戻ることは永久になかった。

1Q84 1991

2009-06-11 | 干支
村上春樹の1Q84、上下で100万部を突破したそうな、うらやましさに猫社長は思わず印税の計算をした。
図書館での予約はどれほどのものかパソコンで予約のアクセスをしたら、上で1991番だった。
惜しい、後三人で1994だ。これっていつ頃回ってくるのだろう。気が遠くなって予約は取り消した。
7年前の海辺のカフカも覗いてみた。予約数は上で51番だった。これは読了しているのでパス。
以前、赤豆ちゃんと村上春樹は何故に海外で評価を得ているのか話し合ったことがある。
赤豆ちゃんいわく、村上春樹は翻訳家だ。
猫社長は潜水艦、車やらの性能機能、医学物の手術のシーンが延々続いたり、解説ばかり書いてある
本が大嫌いだ。
日本人作家は微にいり細にいり、説明や前振りがやたら長い人がたくさんいるけど、村上春樹はそれがない。
すごく読みやすくて、誰でも書けそうだけど、誰にも書けない。
いつ青豆ちゃんに会えるかな。期待しているので楽しみ。

双子の個性

2009-06-10 | Weblog
リハビリに整形外科へ行った。遠赤外線のブースに、双子の女の赤ん坊を連れた若いお母さんがいた。
お母さんは椅子に座って腰に遠赤外線をあてていた。傍らに二人用の並列乳母車を置いてその中で
二人はおとなしくしていた。次にお母さんが腰の牽引のためにベットに移動して横たわったとき、
一人の女の子が泣き始めた。お母さんの腰が器具で拘束されていたの見て心配になったみたいだった。
するともう一人も連られるように泣きだした。赤ん坊の合掌はサイレンのようにけたたましい。
お母さんはかなり恐縮している。見かねた看護士さんが二人にキティちゃんのシールカードをあげた。
すると大雨があっという間にお天気になって、二人はもうキティちゃんに夢中
ここから面白い事が起こった。カードを手にした一人が自分でシールを剥がして顔に次々と貼り付け始めた
のに、片割れはうまく剥がせずお母さんに手渡したのだ。
お母さんはシールの端をちょこっと剥がして不器用な子に渡した。不器ちゃんは捲りやすくなった
シールを剥がし器用ちゃんと同じに顔にシールを貼った。器用ちゃんはせっせとシールを顔に貼り付ける
作業を黙々としているのに、不器ちゃんはまたもやお母さんに渡して剥がして貰うこと何度もを繰り返して
いた。
一人は独立独歩のあんこちゃん、そしてもう一人は要領がいいきなこちゃんと命名した。
猫社長は双子なのにまったく違うものなんだと妙に感心してしまった。

昆虫ランド

2009-06-07 | Weblog
大気中に水分がごっそり混じり始め、爽やかだった季節がどんどん遠ざかる過去になる。
庭の姫シャラに待ちに待った熊ケツ蜂、もとい、マルハナバチたちが蜜を吸いに訪れた。
ブンブンブン、庭の雑草も生い茂り、ゴキブリもチョロチョロと気持ちよさそうに外壁をつたい
それを追いかけてやもりが這いまわる。振り向けば夏になっていた。
夏は毎年長く居座るようになってしまった。今年も早い訪れだ。
庭を駆け回っていたピノコが家に入って来た。顔がおかしい。お岩さんになっていた。
目の上に赤いぶよぶよしたこぶが、、、もしかして蚊に刺された?。それとも蜂か。
湿度上昇の夏になると猫社長の庭は昆虫たちのオアシスになる。蜂、蚊、毛虫、かまきり、蜘蛛
蜥蜴、やもり、団子虫、ワクワク昆虫ランドだ。それはピノコのお庭遊びもしばらくお休みというサインだ。
仕方ないよ、チャドクガでブツブツになるよりはいいでしょ。