人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★友人の退職記念旅行

2018年01月20日 | 旅行


来月に退職する友人の「退職記念旅行」に行ってきました。場所は市内いたるところから湯煙漂う温泉の町別府です。事前の調べで砂風呂
に入りたいと訪ねてみましたが、残念ながら団体さんが今しがた入ったとのことで、近所に自宅のある友達からもう一軒紹介してもらい市
内の中心地へ向かいます。親切なナビが「近辺に到着いたしました。」と自信たっぷりにアナウンスしますが、一向にそれらしき建物が見
当たりません。一方通行で小さな路地を「さっき通ったところだよ」・・・・オームの如く繰り返すナビの案内を無視し続け、地元の方に
案内してもらってやっとたどり着きました。歴史ある重厚な建物が特徴の市営竹瓦温泉です。残念ながら砂湯ははいれませんでしたが、ふ
つうのお風呂はなんと・・・100円の入浴料です。また、駐車場は国道沿いに・・・・頼りないナビです。


お風呂の中は撮影禁止のため誰も入浴していないネットの画像で紹介します。勿論かけ流し温泉でシンプルなつくりの湯舟です。温度は熱
めの44度ぐらい・・・・後から入られた地元の方が源泉の水量調整と水道水で温度の調整方法を指南してくれます。風情満載のいい湯です。


午後8時過ぎ仕事の都合で、博多から「特急ソニック」で参加の鶴ちゃんも到着して、今日の泊りの宿で昔話に会話が弾みます。


本日20日朝風呂を満喫して午前9時旅館を出発して宇佐神宮へ向かいます。信頼を失ったナビのため、スマホで確認しながら向かいます。


571年、三才童児となり現れた応神天皇(第15代天皇)が「護国霊験の大菩薩」と託宣(お告げ)があったそうです。難しいことはよくわか
らないのですが・・・・どうも神様のことはわかりやすい言葉では言い表せないようです。イチイガシの大木が神々しい雰囲気を醸し出して
います。


参拝は一般と異なり、出雲大社と同じように、二拝四拍手一拝が作法だそうです。この「4拍手」は「人と神の魂」である「一霊四魂」を表
現していると云われています。「一霊四魂」とは、「和」=和魂・「荒」=荒魂・「奇」=奇魂・「幸」=幸魂、4つの「人や神の人格のこ
と」だそうですが、やはり難解です。


帰りの参道で今や出会う機会が少なくなり、神社仕様の公衆電話に仕事柄全員大興奮です。


次に向かったのは、江戸時代から海上運輸で栄えた豊後高田の昭和レトロ満載の「昭和の町」です。昨年息子たちと出かけた天領日田城下町
「豆田町のグルメ&ショップ巡り!」と同じようなコンセプトでの町づくりのようですが、日田よりもちよっぴり寂しい感じがします。


豊後高田は蕎麦の生産も盛んで、生産~加工~手打ちまでが同じ土地で行われるため、移動によるストレス(温度変化、湿度変化、時間経過)
が極めて低いそばを食べることができるそうです。お昼はここ「昭和の町」のはずれ「そば処 響」でいただきます。


豊後高田では、そばを安心して食べていただくために、認定店制度を設けてるそうですが、ここ「そば処 響」は豊後高田市内に12店の認定
店の一つです。往々にして十割蕎麦はつなぎが少ないために切れやすいのですが、「うどん一尺、そば八寸」といいますが、麺の長さ、蕎麦
の香り、麺のコシ、ここの蕎麦は十分満足できる蕎麦でした。


家族へのお土産は、地元鹿児島にもある、お菓子「カリント饅頭」を買い求め岐路につきました。主賓なのに運転手の舘やんご苦労様でした。
また、初対面なのにナビの自称「まりこ」さんへの失礼の数々すみませんでした。