人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★釣果は厳しいものでしたが、釣りはやはり楽しいものです。

2018年03月03日 | 釣り

最近のブログの出だしは春のお知らせで始まりますが、大阪の姉ちゃんからこれまた春をお知らせする大好きな、かなぎ(いかなご)の釘煮が今年も届きました。
春のお知らせもう一つ・・・・
先日は畑の草取りとジャガイモ植え付けの準備をしていたら、ほうれん草の中にアブラムシを退治してくれる無農薬栽培の味方、ナナホシテントウムシが飛び出してきました。


この季節、ちょっとしたご飯のおともはもちろん、かなぎ(いかなご)の釘煮も大好きですが、キビナゴの干し物も大好きです。
冷凍の在庫もなくなり30匹程度で150円のパックを6パック買って干し物を作りました。天気も良かったため、1日で立派に完成ですが、今回は少し塩辛くなってしまいました。


「3月3日はヤリイカ釣りに行ってきます。」いつもの釣行メールが藤井さんから届きました。桃の節句の海の天気は良いようで、英ちゃんからの漁の手伝いの連絡もないし、先週に引き続き藤井さんの船で大入港から午前7時出港です。




昨年も大型のヤリイカが釣れた呼子沖の加唐島(かからしま)でスッテを使って狙いますが、全く魚信はありません。海水温が冷たいせいでしょうか。
海水温は1~2ヶ月前の気温に大きく影響するといわれます。2月の寒い時期でも魚はまぁ釣れますが、3月4月になると海水温が下がり、魚の食いが極端に悪くなりことが往々にしてあるようです。


本日は大潮で最干が17時前、浅い港の大入港へは15時までには帰港しないとなりません。早々にイカ釣りをあきらめ、烏帽子方面へイサキ釣りに、こちらも全く魚信なし・・・・


池田さんは鯛ラバ、藤井さんはスロージグ、わたしはサバの切り身で根魚釣り・・・・
に変更します。なんとか自分の家で食べるだけの魚はあるようです。マハタ(タカバ)、アコウ(キジハタ)、アラカブ、ウマズラハギ


予報より少し早いのですが、雨がポツポツ振り出しました。港への帰港時間もあることから午後2時過ぎ釣り終了です。


わたしは、お二人のやさしさでアコウとアラカブをいただきました。アラカブは風呂の会の魚大好きの先輩に進呈して、大好きなアコウだけ持って帰ります。
片身は刺身、煮つけで美味しくいただきました。


高級魚として珍重されるアコウですが、旬は春から夏といわれ「冬のフグ、夏のアコウ」ともいわれます。大きさとしては60cm近くにもなるものもいます。刺身・煮付けで食べても美味しく、アラからは最高のダシが出ますので鍋料理にも適します。
生ものですので、活きのよさ、豊漁・不漁などにより価格は変わりますが、大きいものほど高値で取引されます。一般的な都会での市場価格はKg単価3,000円程度だそうですが、糸島ではこの価格の3-4割程度で買えるのではと思います。
また、子孫を残すための戦略として全長約40cmでメスからオスに性転換します。
まだ食していない方は、機会があったらぜひとも食べてみてください。夏場は、碇状の頭部を魚の体表に差し込んで生活するイカリムシという寄生虫がついている場合が多々あります。その点冬場は虫がいませんので冬に食すことをお勧めします。
※イラストはフリー素材「小雑貨魚屋」より