人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★タイラバ釣りの顛末(テンマツ)

2018年03月19日 | 釣り

我が家の娘たち(チワワ2匹)の毛の抜け替わりの時期で、カナダから帰国した娘が大変なさまを憂い、試しにロボット掃除機「ルンバ」をレンタルしてくれました。これがなんと・・・・あまりの効果に「ルンバ」を1台プレゼントしてくれました。
お客様や孫たちがやってくるときは、「家中毛だらけで大変!」とばかりに掃除機を使っていましたが、これからは指示すれば、毎日自らが掃除してくれるので期待しています。
写真はレンタルと購入の「ルンバ」2台を同時に動かして、何か面白いことがあるのではないかと期待しましたが、別に変わりなし・・・・


昨日18日はベタ凪(風が吹かず海面に波がないさま)の予報で、友人の藤井さんにメールを入れ、予定人員満杯(4人)のところだったのですが、急遽お願いして釣りに行ってきました。鯛ラバで5人は釣りづらい状況ですが、気心知れた仲間たち、いつもの我儘な私を温かく迎えてくれました。


朝日が上がる午前6時過ぎに、真鯛大漁の期待で出港です。


この姫島を過ぎると外海ですが、湾の中には渡りの途中で東風(こち)待ちでしょうか、たくさんの水鳥が新たな過酷な旅立ちを前に、プカプカと羽を休めています。届かない思いですが、「がんばれよ。またね!」と心の中で応援します。
ここ福岡は大陸にも近いという地理的条件から、渡り鳥の中継地としても重要な役割を果たしています。春は東風に乗って繁殖地の大陸を目指し、秋は冬が近づき大陸から吹き出す北西からの風で越冬にやってきます。生きていくには何千キロも往復する大変厳しいものです、・・・・


姫島を過ぎるといつものことですが、レーダにはたくさんの鰆釣りの漁船がひしめき合っています。写真はレーダの画面ですが、赤いのがおよそ1Km内の漁船の数です。、




本日は港から90分ほどの壱岐の近くのポイントです。5人での釣りのため、申し訳ないのですが、船長藤井さんは舳先(へさき)での釣りです。


実績のあるポイントですが、たまに釣れてくる魚は冷たく、以前にも記述しましたが、「海水温は1~2ヶ月前の気温に大きく影響する。」ことを実感します。
小野原さんは、あの「マハタモドキ」を釣り上げた鯛ジクを取り出しました。


瀬周りのポイントを過去の実績から魚探でいろいろ替えてみますが、決して腕のせいではない海の状況には勝てません。さすがの貧果に苦笑いの池田さんと迫田さんです。


午前2時過ぎ納竿として本日の釣りは終わりとしました。


三翔丸英ちゃんのイサキ釣り場である「烏帽子瀬」を過ぎていきますが、本日は漁をしていず、遊漁での壱岐沖への案内なのでしょう。


本命である真鯛の釣果はありませんが、本日5人の貧果です。


港の近くには、春を告げる漁であるコウイカ(スミイカ)を狙ったイカカゴ漁(カゴにツゲの枝の束をつけ、コウイカが卵を産み付けに来たところで捕獲)も大分少なくなりました。


本日の釣果は少ないにもかかわらず、アコウ2匹・イトヨリ1匹・アラカブ2匹をありがたく頂戴しました。孫たちも遊びに来ていて、アコウとアラカブの刺身・イトヨリの孫たち大好きな魚フライ・アコウとアラカブでの味噌汁と、大変美味しくいただきました。


帰宅すると、地域の最後の評議委員会と代議委員会があるために、急いで魚を捌き、孫たちを風呂に入れ、身支度を整え会議に出席してきました。
2年間という短い期間ではありましたが、地域の役員を仰せつかり、たくさんの方と親交を重ねて大変有意義な2年間だったと思います。自分本位で自己犠牲の精神には遠く及ばないわたしですが、また機会がありましたら、できる範囲の中で地域にも貢献したいと思います。