人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★ヤリイカ(ケンサキイカ)2019年度の初釣り

2019年07月01日 | 釣り

先月27日「きららラドン温泉」の年に一度の設備のメンテナンスも無事に終わり、定例の風呂の会も、登山の計画などで大いに盛り上がりました。

セカンドライフを無為自然(自然にあるがまま)に生きる無欲の中島さんと、ハンドルキーパー(お酒を飲まない運転者)のわたしは、日曜大工の師匠中園さんの隠れ家へ寄り道です。先般波多江さんの炭小屋から持ち帰った木酢液を少し譲ったのですが、この効能(虫除け、猫対策、土壌改善など)を短期間で体験して、すっかりとりことなり庭先の100坪の野菜たちも生き生きとしています。譲ってもらうべく私が近々波多江さん宅へ出かけてきましょうか。

英ちゃんの船での遊漁は、ここ3回ほど連続で荒天での中止が続きましたが、本日はこれとないタイミングのイカ釣りとなりました。経験からぽつぽつと雨粒が落ちては来ているものの、どんよりとした天気で海が凪いだ夜は、これまでのイカ釣りでは期待通りの釣果です。本日も田舎の先輩大作兄ぃに迎えに来てもらい出港地の芥屋の港へ向かいます。

志摩半島を一望できる名峰の立石山の下に芥屋の港はあります。本日はこの「三祥丸」は昼間のイサキ釣りへは行ってないようです。

9月に鹿児島の高校時代の同窓会を福岡で開催しますが、港横の「磯の屋」さんはその会場となるところです。なお、現在の同窓会参加希望者は22名で、各地から駆けつけてきます。

わたしのグループは、大作兄ぃと「きらら風呂の会」の御大坂本さんです。残りの方は福岡市内からの参加ですが、そのリーダ山田さんは偶然にも大作兄ぃの釣り仲間だったようです。これでほかの4名の方とも打ち解けて和やかな雰囲気となりました。

玄界島沖で小呂島と相島が見えるポイントに到着しました。シーアンカー(水中にパラシュートを投入して海水の抵抗を受けて錨のような役をさせる)を入れて釣り開始です。前の方のイカメタル ( 鉛スッテ ) のタックルに良い型のヤリイカ(ケンサキイカ)がどうやら一投目で釣れたようです。それを聞いた大作兄ぃはスッテの多点仕掛けをあわててセットしています。

わたしも愛竿モデラートに7本スッテ仕掛けを投入終わりました。海は静かで鏡のように凪いでいます。結果はわかってはいますが、この時点ですでに大漁の確信がありました。

わたしから「今夜は大漁ですよ」に期待一杯の坂本さんです。

海底付近から釣れあがったのは中型のヤリイカです。往々にして日が沈みまでは底付近にイカは群れています。

どうやら大作兄ぃにも釣れたようです。

今度は35Cm越えのヤリイカです。このような大型は引きも「ドワーン ドワーン」と、水管からのジェット噴射のたびに電動リールでの巻取りも止まり、ハラハラドキドキでこれがイカ釣りの妙味のひとつです。

無風状態でシーアンカーの効果もうすく、ロープ越えでの釣り変更に多点仕掛けのため二人掛かりです。

集魚灯の効果も効いてきて10m前後付近で釣れだしました。

透明のイカは大変綺麗なものです。

こちらは醤油に味醂に酒、鰹節と昆布と白だしで、自作のタレに漬け込んだ少し小ぶりのヤリイカです。

7本スッテに6杯のイカが乗るほど活況です。

ここで毎度欲張りな私は2本竿仕様となります。操作が煩雑になりあたりも多いことから、テンヤワンヤノ状態です。

普段は、浮子スッテのカラーや誘いの巻き上げ速度で釣果に大きく影響しますが、この日はそんなことにはお構いもなく釣れます。2回の上げ下げでこれだけの釣果です。

船長の英ちゃんが「イカの大群が上がってきた!」スマホを片手に駆け寄りますが、動きが素早くてなかなかその様子が映し出せません。

イカも興奮して爆釣に、ことわりを入れて船長英ちゃんもしびれを切らし、明日の息子の新築祝い用にとスッテを投げ入れます。

大作兄ぃにイカとは違う大きなあたりがありました。スッテを丸のみして上がってきたのは2K程の鯛です。英ちゃんの明日の新築祝い用として進呈します。それをみた前の釣り人の方は小さなイカを餌に鯛を専門に狙うと、これまた見事な鯛が釣りあがりました。

ここ2時間ほど続けざまの豊漁に船上はパニックです。

こちらの大作兄ぃの友達田中さんは、20分近くの格闘の末9K近い大鯛をゲットしました。港に帰って量ったら8.6Kgでした。おかげで私の2本の仕掛けはこの大鯛に引きづりまわされて、仕掛けのやり直しですが、大爆釣のこの日は寛容な私がいて自分でもびっくりします。

英ちゃんは手釣りの妙技を披露して次々と釣りあげます。

沖漬けのイカも、シマノのクーラボックス・フィクセル24Lもほぼ満杯です。

こちらはイグロー72Lもほぼ満杯となりました。

大爆釣に坂本さんも満面の笑みで写真のスナップに答えてくれます。

午前1時を過ぎ周りの漁火も少なくなりました。

あたりも少し遠のいて船上には静寂さも帰ってきました。大作兄ぃはこんな時間に誰に電話しているものやら・・・・

納竿を午前2時と決めましたが、坂本さんはいち早く道具をしまってひと眠りでしょうか。

午前1時30分大作兄ぃも私も納竿です。

おかげで生イカは160杯以上の釣果となりました。

沖漬けも隙間もないくらい満杯です。この沖漬けが大好きな田舎の兄ちゃんに今年も送りましょう。

弁当を食べる時間もなかったので、深夜営業しているウエストのうどん屋さんへ向かいます。

うどんで腹を満たします。

シャワーを浴び、布団にもぐりこんだのは午前4時過ぎ、眠りについてから2時間もたたないで、孫が熱を出したとの連絡でおこされ、帰った日の29日は病院へ連れて行ったりと孫に翻弄され、友人知人や近所へのお裾分けで走り回り、長男次男の家族と我が家のストックのためのイカの処理で、とうとう昼間は眠ることはありませんでした。こんな大漁なのにイカが届かなかったブログへおいでの知人の皆さん、自慢話ばかりとなって本当に申し訳ありませんでした。いつかは皆様のお口へ届けることができるように・・・・先ほど鹿児島の高校同窓生の正喜と憲良が福岡に来て、イカ釣りに行くことが決まりました。その日もそこそこ大漁でありますように・・・・

いままでん けんわっぜつれたこっが あんまいなかごっあっ しんでしもたどん あんめっのともだっ まさしのふねで ひろしとつったとっ いまあはいせんの ことぶきまるの くわのさんとつったとっ こんひで いかんたいりょうの べすとすりーやった

今まで こんなにたくさん釣れたことが あまりありません 死んでしまったけれど 秋目の友達 正史の漁船で 宏志と釣った時 今は廃船となった 寿丸の 桑野さんと釣ったとき 今回で イカの大漁のベスト3です。


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