人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★2019年04月の「男の料理教室」

2019年04月15日 | 料理

4月13日の土曜日、地域のOB会の世話人をしていることから、情報誌の配達を兼ね先輩たちへの家庭訪問に行ってきました。入会している方は12名のため短時間で終えます。最後のOBの方の家が日本固有種の白いタンポポが残るところの近くだったので、その場に行ってきました。そこで見つかったのはシロバナタンポポ2株ほどでした。すごく寂しい思いで帰ろうとすると、そこの土地を清掃中のおとうさんがいました。貴重な花であることを説明すると、さっそく「花壇のようにして持っていかれないように工夫しましょう。」と言ってくれました。了解をもらって綿毛(冠毛)の付いた種子をもらって帰ります。

3年前に偶然見つけたシロバナタンポポですが、ここでは昨年も10株以上を確認していました。寂しい思いで車を走らせていると、道路わきの白い花が目に留まり、車を止めてみるとなんと6株ほどのシロバナタンポポが点在していました。

ここにも息づいていたかと安堵して綿毛をいただきます。

家に帰るとすぐさまプランターにポットを埋め小さな種子を植えていきます。生来タンポポはセメントのわずかな隙間から花を咲かせるなど、厳しい環境のもとで息衝いてきたのですが、発芽率を高めるためにプランターにポットを埋めて水枯れを防ぎます。わたしたちが日ごろ目にするのはほとんどセイヨウタンポポですが、この外来種は受粉の必要が無く種を付ける、いわゆる「クローン体の種子」だそうです。それに対して在来種は、花粉を作り虫を媒介した受粉を必要とします。

4月12日の金曜日「男の料理教室」です。参加費300円を支払いエプロンと三角巾をつけ調理場へ行くと、今日の料理は煮つけ、スープ、胡麻和え、デザートと今日も盛りだくさんです。んん・・・・タケノコは来月にお預けでしょうか・・・・

秘密の場所でリーダの小室さん達が採ってきて、綺麗にあく抜きされたワラビです。

これまた平戸の生月島まで(行程おおよそ3時間半)行って採ってきて、皮をむき、あく抜して煮込んだツワです。毎回の手間暇かけた前準備に頭が下がります。ありがとうございます。

これまた毎度のことですが、煮つけの練り物や、デザートのヨーグルト・ジャムなどの材料もそろえてくれています。

リーダ小室さんから本日の料理について説明があります。炭焼きやタケノコ掘りなど、大変楽しい時間を過ごさせてもらっている波多江さんは、以前から会員だったらしいのですが・・・・

いつものようにに真剣な面持ちで聞き入ります。いつもなら班ごとに品数の分だけ調理しますが、今回は料理の種類ごとに3つに班分けします。

わたしは自ら煮つけを希望しました。

こちらはデザートと胡麻和え班です。班ごとの料理のため、空き時間も多く各チームの調理を勉強します。

キュウリのカット「輪切り」の講習会です。

こちらは新玉ねぎをコンソメで丸ごと湯掻いています。

調理初めて1時間ほどたちました。そろそろ盛り付けにとりかかります。

今日は20人分を盛り付けします。わたしたち煮つけ班はまず、なるべく公平に行き渡るよう、すでに煮つけを終えているワラビとツワブキを4つの皿に分けて、5人分づつ盛り付けしていきます。

他のチームも食器の準備に大わらわとなっています。

11時30分には配膳まで終わります。

いつの間にやらキュウリとワカメの酢の物まで追加されています。焼き物があれば「一汁三菜」の和食の定番となります。

公民館で働く方たちも含めて、楽しい豪勢な昼食タイムです。定年後に近所の椋野さんに紹介され、この「男の料理教室」参加したことで、茶碗洗いもでき、料理もいくつか覚え、ジャムやさつま揚げ(つけあげ)などの加工食品にもチャレンジするようになりました。また違った新しい世界が広がって大変感謝しています。

ちんけころ とうちゃんに おとこがだいどころ たっもんじゃなか ち いわれごった

小さいころ 親父に 男が台所に たつもんじゃない と 言われたもんです。


コメントを投稿