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北陸で知った真子の煮付け

2006-01-25 | 北陸・金沢の思い出
まだまだ厳しい寒さが続いています。
太平洋側はカラカラ天気ですが、北陸地方は天気予報に雪だるまのマークがずっとついています。

こんな雪の季節の北の海で、脂がのって美味しい食材といえば、鱈です。淡白な白身はお鍋に欠かせませんね。
オスの白子は、口に入れると溶けてしまう雲のような味わいで絶品です。
北陸に住んでいた頃は、鍋だけでなく、お味噌汁の具にしていました。北陸を離れてからは、アラスカ産などの白子が北陸の3倍ほどの値で売られていて、以前のように気軽に口に入れられなくなったのが残念です。

白子は(たとえアラスカ産であろうが、高値であろうが)まだスーパーで手に入るのですが、メスの真子はなかなか見かけません。
しかし北陸では、スケトウ鱈の子を「助子」、真鱈の子を「真子」といって普通に売られていました。
実は私、北陸に行って初めて真子を知りました。
スーパーで売られている生の真子は、なんともグロテスクな姿です。
それを、輪切りにしてお醤油とお砂糖みりんでちょっと甘めに煮ると、見た目は菊の花が咲いたようになって、コレステロールが高いとわかっていても、ついつい箸が進んでしまいます。

真子の煮付け
生の真子の画像はちょっとグロです。見たい方だけ画像をクリック。

おこぜのように、姿が悪いものほど美味しかったりするから不思議ですね。(白子も、脳味噌みたいに見えますよね)

◆◆◆◆◆

ずっと真鱈の子だから真子だと思っていたのですが、実は魚の子の総称が「真子」なのだそうです。
だから鯛の子も、サワラの子も、スズキの子も、みんな石野真子…

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おいしそう。 (けろよん)
2006-01-29 13:18:20
真子ですか~初めて見ました。一度食べてみたい。

庭木、家具に続き料理シリーズも楽しみです。またいろいろ紹介してくださいね。
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ホント美味しいんですよ~ (eowyn)
2006-01-30 00:18:31
でも魚卵なので、高コレステロール食品なのです



>庭木、家具に続き料理シリーズも楽しみです。

家造りとは無関係のシリーズが増えていきそうですが、暖かく見守りつつお楽しみください。
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Unknown (saffron)
2006-01-31 10:57:37
真子の画像はインパクトありますね…

でも「つぶつぶ」の食感がおいしそう。



白子大好きです! 子供の頃住んでいたところでは「きくわた」といわれていて、チューブに液体と一緒に入って売られていました。たいていお味噌汁の具になったのですが、当たり外れが大きかったです。

金沢で初めて生の白子をいただいて、それまで生食できるとは思っていなかったのでびっくりしました。金沢では普通なのでしょうか? ふぐの卵巣を漬けたのも初体験。締めにこんかいわしのお茶漬けをいただいて、しみるようなおいしさでした。



生ものも加工食品もお菓子もおいしくて、金沢っていいですねえ。
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きくわた (eowyn)
2006-01-31 18:13:48
きくわた=菊腸 ということでしょうか。

言われてみれば、白子も菊に見えないこともないですね。(脳味噌より綺麗な表現だし…



白子の生は、お寿司やさんでも食べられます。

庶民の味方の廻るお寿司やさんでも、金沢や富山、福井あたりなら出てきますよ。

焼き白子も美味しいです。



こんかいわしは、多分金沢で「へしこ」という名で売られています。

それで思い出しましたが、ふぐをまるごと糠に漬けたのもありました。私は未体験ですが、お酒に合いそう。



>しみるようなおいしさでした。

そうなのですね!食べた~い!
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