海と音楽+お酒 大好きオヤジ

海に魅了されてウン十年、音楽と付き合ってウン十年、そんなオヤジの気ままなページ

唐突に、クラウン? ピエロ?

2008年01月23日 | Weblog
クラウンとは道化師の総称。
日本では、カラフルな衣装と愉快なメイクの道化師を一般的にピエロと呼
んでいるが、本来、ピエロとクラウンは全く別のもの。

まず、スペルはCLOWN、王冠のクラウンはCROWN。

(クラウン)
クラウン(clown・英語)の役割は古くは古代ローマ時代にからあったよう
だが、クラウンという呼び方が一般的に定着しはじめるのは18~19世
紀の円形ステージで行われるサーカスで、場面転換の時間を埋める余
興として活躍した。
 赤い鼻をつけ、大きな靴を履いているのが一般的な特徴となっている。
 クラウンという呼び方は、おっちょこちょいな田舎者、おどけもの、
無礼者といった意味のcloudが語源で、王様のお抱え道化として誕生
し、サーカスとともに成長。
 クラウンのことをピエロと呼ぶのは、世界でも日本だけ。

(ピ エ ロ)
ピエロ(pierrot・仏語)は15~16世紀のヨーロッパ演劇に登場した、
フラれ役の道化役者の役名で、イタリアで一般的な男性の名前、
ピエールの愛称に由来。
「おどけ役」のうちのひとつで、「馬鹿にされるひと」といわれるものです。
 ピエロは「馬鹿にされる」のが仕事ですから喜んで馬鹿にされます。
しかしそんな彼もやっぱり人に愛されたい。そんな悲しみを表したのが
顔に描かれた一粒の「涙」です。
 涙が描かれた道化師はピエロ。その後、人形劇団の俳優が白い衣装・
白い顔で演じたり、パントマイムで演じたりしたことから、白塗りで
しゃべらないといったピエロのイメージが作られた。
 ピエロは赤い鼻はつけない。

ダソウナ!