写真を嫌う岩倉が、ＯＢをお風呂に入れたときに「ふたりの写真撮って」と言った。
ふとＯＢの死が近いのでは？と思い、『そんなことない』と強く否定した。
ＯＢの亡くなる前日は、頭は動くのに体が動かず、だるさと脱力感で、『このまま死ぬかもしれない。これが死なのかもしれない』と思った途端、直立不動で意識を失なった。意識が戻った時、天井の板が廊下に見え宙に浮いているように体が軽く、ついに魂と体と離れたと思った。が、寝ていただけだった。
人は時に、時間を越えてしまうことがあるのか？とおおげさに思った。
多くの人がＯＢに会いに来てくださった。
ありがとうございました。
皆様のお言葉を頂くうちに『本当にＯＢは、死んだんだ』と自覚してきました。
１度も涙を流さない私達は、どうなっているのだろう？と思っています。