以下のブログからの続きです。
【第448回】バレインタインショックで思い出す、世界一の保険セールスマンに私が完敗した過去の話①
生命保険に係わる税法が改正か何か、もしくは税法の解釈が変わったかで、企業が生命保険を活用しての節税対策ができなくなった。
これによって、生命保険が節税対策に使えるという高付加価値が無くなってしまい、さあ生保の営業マンが企業に生命保険を売る口実が無くなってしまった。これを、バレンタインタインショックというらしい。
そのことがきっかけとなって、突然ありありと思い出したことがあった。
それは、YSコンサルタントのスタッフ時代に、世界一の保険営業マンに、サンタ営業を売りに行ったことがあるのです。
彼は、外資系生保の最大手P生命で、世界一になった方。
彼との出会いは、とある異業種交流会で名刺交換したことがきっかけだった。
名刺交換をさせて頂いた時の、彼の謙虚な姿勢、そして人の話に聞く耳を持つ姿勢を感じ、この方はただものではないなと感じ、何とかしてアポを取って、サンタ営業を伝えに行きたいと思ったのです。
翌日、早速私は、彼に電話をした。そして、サンタ営業を実践して日本一になったMさんの講演会が近々に予定されていたので、その講演会に参加しませんかと彼を誘った。
Mさんは、「究極の営業プログラム」と「サンタ営業セミナー ココロ編」を受講されて、確か3カ月以内で売り上げが10倍になり、その7~8カ月後には、全国に3300人のセールスマンの中で日本一になった方。
当時月収も400万を超えていたとお聞きした記憶がある。
その方が、いかにサンタ営業を取り入れて、自らの保険営業に生かしてきたか、その具体的な保険営業でのサンタ営業実践ノウハウを伝える講演会。
この講演会ならきっと彼にとって役に立つだろうし、喜ばれるだろうと思って、電話した。
「〇〇さん、きのう名刺交換させて頂きましたてつてつです。早速なんですが、M生命で日本一のMさんの講演会があります。今回ご縁ですので、ご招待させて頂きます。ぜひ参加されませんか?」
しかし、彼からは予想もしない返事が返ってきた。
「てつてつさん、それは僕には必要ありません。なぜなら私はP生命で世界一ですので。」
・・・・私は目の玉が飛び出るくらいびっくりした。
まさか世界一の保険セールスマンだったとは・・・・
一瞬、私は二の句が継げませんでした。次の言葉が思い浮かびませんでした(笑)。
しかし、私は何とか言葉をつづけた。
「そうだったんですか。そのことを全く存じ上げず、大変失礼いたしました。つきましては、色々〇〇さんの話をお聞かせ頂けないでしょうか。色々勉強させてください。私の方からお伺いしますので、何とかお時間を頂けないでしょうか。」
・・・というような話でつなげた記憶がある。
そうしたら、彼は、すぐ手帳を確認してくれた。
「わかりました。そうしたら、〇月〇日の〇曜日の10時に私の会社に来ていただけますか?」
私は即答した。
「かしこまりました。その時間にお伺いします。よろしくお願いします。」
そして、当日約束した時間に、彼の、世界一の保険営業マンに「サンタ営業」を売りに行ったのです。
次回に続きます。
ありがとうございました。
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