心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第419回】洋食 上野黒船亭は今も変わらず「サンタ営業」のお店でした。

2019-11-26 10:13:15 | 日記

今日、久々に北海道から帰ってきた友人と再会し、「上野黒船亭」で一緒に食事をしました。

「上野黒船亭」とは、行列ができる超有名な洋食屋さん。

かつては、何とジョンレノンとオノヨーコも訪れたという、伝説のお店でもある。

今は三代目の社長さんが経営されています。

実は、この黒船亭さんは、社長が真我開発講座の受講生なのです。

そして、もう何年前か忘れたけれど、会社で丸ごと「サンタ営業」を導入されて、月に2回、社員とアルバイトが全員、サンタ営業の研修を受けてきたお店です。

たぶん少なくとも2~3年は継続してサンタ営業の研修を受けていて、私も何度か、講師を務めていた岡田社長について、黒船亭さんにお伺いしたことがある。

なぜ、社長が真我開発講座を受講したか。そして会社にサンタ営業を取り入れたのかその理由を社長さんにお伺いしたことがある。

そもそも、黒船亭の経営理念がとても素晴らしい。100%お客様思考なのです。

しかし、社長がこう仰っていた。

「お客様には、時間と空間を心行くまで楽しんで頂きたい。そのためだけに黒船亭は存在するのです。」

しかし、この経営理念が社員やさらには末端のアルバイトに全く伝わらなかったという。

そのために、真に経営理念を社員アルバイト全員が体現し、真にお客様目線のサービスを提供したいからサンタ営業研修を導入した。と仰っていた。

サンタ営業の研修を取り入れてどうなったか。

何と、売り上げが3倍になった。

わずか28坪のレストランで、1日の売り上げが100万超える日が出てきた。

月間の売り上げは2000万を超えた。

これは飲食業界を知っている方にはありえない数字だという。

その理由を社長さんはこう仰っていた。

「サンタ営業の研修を取り入れたことで、まずアルバイトの接客がガラッと変わった。

ニコッと笑顔でお客様のご要望をお伺いし、さらにお客様と気の利いた会話ができるようになった。

そのことで追加のオーダーが増えた。

さらに厨房の料理人たちの姿勢がガラッと変わった。

お客様が増える、注文が増えるということは、厨房は忙しくなる。

しかし、それを頑固だった職人気質の料理人たちが、喜々として仕事をするようになった。

お客様に喜んでもらえるのが嬉しいというようになった。」

そして今日、私は10年ぶりに、お客さんとして黒船亭に入った。

結論から言うと、サンタ営業の接客サービスはそのままだった。

まず予約をした5時にお店に入ると、学生アルバイトの定員が、少し迷いながらこう言ってくれた。

「お客様、7時の10分前ぐらいまでなら・・・・窓側の広い席をご案内できるのですが・・・いかがでしょうか?」

迷わず、広い席に座らせて頂いた。

そして注文を取るときのアルバイトの受け答え。とても礼儀正しく素晴らしい。

そして常にお客様の動きを気にかけていて、ちょっと手を挙げようとした瞬間、ぱっと席にきてくれる。

無理難題にも丁寧に答えてくれる。

普通、大きな声をかけても来てくれなかったり、面倒くさそうに店員が来ることは日常茶飯であることだ。

しかし、正社員でもないアルバイトの接遇サービスが、はるかに他の店舗のそれを上回っているのです。

そして、懐かしいことがあった。

ここの店長さんが料理を運んできてくれた。

10年前から店長だったこの男性は、「サンタ営業」の研修の時に、硬い表情が全くとれず、私と一緒によく笑顔のトレーニングをした方だ。

思わず懐かしくなり、個人的に声をかけた。

いまは、控えめながらも優しい笑顔が出ている。

もちろん、看板のハヤシライスを始めとする料理も格別に美味しかった。

とても幸せな時間だった。

最後に、ここの社長さんに会いたいと思って店員に聞いたら、今日は社長さんはいらっしゃらないとの事だった。

とにかく、サンタ営業の「黒船亭」は、変わらず素晴らしいお店でした。

ちなみに「黒船亭」とインターネットで検索すれば、ワーッと黒船亭さんの情報が出てきます。

とにかく込むお店なので、予約をされてから行くことをお勧めします。

ありがとうございました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿