今年の寒さは、異常なのでしょうか、温暖化とは程遠いような寒さと思いますが、季節で寒暖の差が激しいことがもしかしたら異常気象なのかもしれませんね・・。
それはさて置き、昨年深まる秋の季節、仙台市公園緑地協会主催の仙台の名木古木を巡るバスツアーに参加したことを思い出し、ご紹介したいと思います 「杜の都名木古木めぐり」と題し、市内7か所を巡りました
①銀杏町の「イチョウ」
榴ヶ岡公園に集合し、バスで銀杏町に向かいます
その手前「宮城野八幡神社」境内にケヤキが一本そびえ立っています
となりが「姥神神社」、その奥に国指定の天然記念物の”乳銀杏”があります
まるで乳が垂れ下がっているようで、推定樹齢1200年というのもうなづけます
②薬師堂の「アラカシ」・「イチョウ」
薬師堂は、知っているつもりで、実は、始めてお参りしたのではと・・・。境内が結構広いです
ガイドの方からいろいろご説明をいただきます
このように、かつては、空洞部分にセメントなどを埋め込んだことなどついて、決してよくないですと・・。
「陸奥国分寺跡」でもあり、聞いたことがありますが、かつてここに”七重の塔”があったというのでびっくりです
保存樹木の「アラカシ」は、この七重の塔回廊跡周辺に植生しています、樹勢も良好、秋に多くのドングリが実るそうです
境内の「イチョウ」も黄色く色づいていました
③富沢の「ケヤキ」
バスで富沢に移動、旧笊川沿いに大きな「ケヤキ」がそびえています
樹高29mの堂々たる存在です
④太白区柳生のカヤ
推定樹齢1300年、かつてこのカヤの木の根元から薬師如来が発見され、お堂を立て祀るようになったとのこと、古い伝承には、それぞれ地域の厚い信仰が受け継がれています
⑤大年寺山のうば杉
野草園前に駐車場に面しています、まっすぐ立っていますが、幹には、空洞部分や枯れた枝も見られます
かつてはここに馬場があり、「馬場杉」とも呼ばれているそうです
野草園で昼食休憩タイムです 近辺では、大年寺惣門からの階段上りとかよく来ていましたが、入園するのは久方ぶりです。
秋空にテレビ塔、そして紅葉の森で気分も上々
野草園は、昭和29年の開園、当初は一面芝生広場、微かな記憶ですが小学校の遠足で来園、芝生だったと記憶しています、高台からは遠く七ツ森まで見渡すことができる眺望だったようです
⑥東昌寺のマルミガヤ
バスで北山の青葉町東昌寺に移動します
山門を登り切った右手に「アカマツ」
寺に入口右に「コウヨウザン」です
通常のカヤよりも実が丸いため、「マルミガヤ」と呼ばれ、国の天然記念物に指定されています
⑦加茂神社の「イロハモミジ、アラカシ、タラヨウ」
最後は、加茂神社です
赤い鳥居の右手入口に、イロハモミジがあります
神社の入り口の右手のアラカシです
支えている鉄棒がすっかり木に取り込まれています
左宮の左手にタラヨウが植生していますが撮影漏れです、葉っぱの裏に文字が書けるというので有名です
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