現在の文在寅韓国政府によって前韓国政府が日本政府との間で2015年12月28日に締結した「日韓合意」を完全に反故にしたことが何を表しているかといえば、それこそが現在の日本が「嫌韓」に傾いた根本原因なのではないだろうか。
詳細を言うと、日本政府が拠出した10億円を原資に16年7月25日に設立された「和解・癒し財団」に対して文在寅政府が解散を命じ、昨年11月に財団の設立取り消しを行ったため、同財団は事実上解散消滅。
6月10日の「韓国・ニューシス」の記事によると、同財団は設立当初、元慰安婦47人に1人当たり1億ウォン(約900万円)遺族199人に各2000万ウォンを支給する計画を発表し、元慰安婦36人と遺族71人が支援金の申請を行っていたものの、解散手続きを開始したことで、支援金を申請していた元慰安婦2人と遺族13人が支援金を受け取れなかったのだとか。このような実態が何を意味しているかは言うまでもない。
韓国国内でも「(やはり)韓国政府が慰安婦問題を反日のための道具に利用したのではないかと疑ってしまう」と指摘する声も上がっている。事実そうだろう、としか言いようがない。
その一方で日本にとって油断ならない「卑日活動」が旧韓国挺対協(現在「正義連」と名称変更)によって着々と続けられている。
韓国の元慰安婦支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)は昨年7月に組織改編を行い、新たに「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の名称で「活動に取り組む」と発表。
6月19日付けの韓国「中央日報」によると「正義記憶連帯」は「卑日活動」の場を今度はアフリカにも広げ、ウガンダに「旧日本軍慰安婦被害の歴史を発信するセンター」を設立すると報じ、年中旬に北部ウガンダのグルル地域に約380坪(建物敷地)規模で「金福童(キム・ボクドン)センター」を建設する予定らしい。
この「金福童」という人物は「元旧日本軍慰安婦」と名乗っていた女性の内の1人で、矛盾だらけの証言が二転三転し、14歳のときから8年間「1947年」まで広東から香港、マレーシア、スマトラ、インドネシア、ジャワ、シンガポールと数千キロも移動して自らを「旧日本軍従軍慰安婦」だったと主張していた。
実はそのように名乗り出て「挺対協」と共に活動していた女性らについて日本政府は一人も本物の旧日本軍慰安婦生存者はいないと判断していたらしく、安倍総理の「(最終的かつ不可逆な解決後に質問に答える形での)彼女らに謝罪文の手紙を渡す意思は)毛頭ない」発言に繋がったのであろうと思われるのだが、この「金福童」なる人物も今年の1月に亡くなったのだそうだ。
参考:「慰安婦」問題とアジア女性基金 http://www.awf.or.jp/pdf/0169.pdf
「正義連」はこのような「虚構の被害者」を今後は慰安婦の象徴的な存在と祀り上げるつもりらしく、「金福童追悼館、旧日本軍慰安婦問題歴史館、ウガンダ内戦歴史館、生存者憩い場、学校、共同耕作地などの施設」をつくる予定なのだとか。ところで何故「ウガンダ」なのかはともかく、そのように計画しているらしい。
そもそも「女性の人権、戦時性暴力」についてならば、本来韓国の人々は自分達の父親世代がベトナム戦争で起こした悲劇で現在進行形の「ライダイハン問題」についてこそ当事者に対して相応に謝罪し補償すべきだろうに、というのがつっこみどころ。
旧日本軍の慰安所は半島に徴用令が出る以前に「民間の韓国人斡旋業者」が募集した女性達を旧日本軍に斡旋していたのが実態で、高い賃金が女性らに支払われ、健康管理された「職業売春婦」(注)であったのに対し、ベトナム戦争の韓国兵によるレイプによって生まれた混血児「ライダイハン」の問題や民間人の虐殺問題など、韓国政府や韓国の「人権団体」はこれまで、補償はおろかまともな謝罪すら行っていない。
(注)参考までに旧日本軍慰安婦の高給ぶりとして
月収比較給料比較1943年
・総理大臣800円(東条英機)
・陸軍大将550円
・曹長助長32~75円
・軍曹軍装23~32円
・伍長、五臓20円
・兵長兵長13、5円
・上等兵上等兵10、5円
・一等兵一等兵9円
・二等兵二等兵9~6円
・総理大臣800円(東条英機)
・陸軍大将550円
・曹長助長32~75円
・軍曹軍装23~32円
・伍長、五臓20円
・兵長兵長13、5円
・上等兵上等兵10、5円
・一等兵一等兵9円
・二等兵二等兵9~6円
ある例として、1943年6月から1945年9月まで12回にわたって慰安婦個人の郵便貯金に入金された金額が26,145円(今換算約4000万円)であったという証拠が出ているのだそうだ。
旧日本軍の二等兵の給与が6~9円であった時代に、慰安婦は月給300~1500円という高給取りであったということらしい。
このような実態なども一切無視しつつ、国連人権委員会の「クマラスワミ報告」の「慰安婦は強制連行された性奴隷」などと虚構の上に乗っかる形で活動を続ける「韓国艇対協」=「正義連」の目的は「少女像」や「歴史館」などを建てて「韓国」=「日本によって踏みにじられた被害者」という構図を永久のものとして「卑日」に利用することらしい。
韓国という国では例えば今も昔も「外貨獲得の手段」として諸外国に向けて「売春婦送り出し国世界第一位」の国であるようだし、韓国国内で2004年に「売春禁止法」が出来たことで逆に「売春禁止は憲法の定める『職業選択の自由』に反する」と主張するデモなどもしばしば行われているのだとか。
ロサンゼルスで「毎月逮捕される70~80人の売春婦の9割が韓国人」との警察関係者の証言を韓国中央日報(2006年6月21日)が報道されたいたこともあったし、オーストラリアでも2011年、ワーキングホリデー・ビザで滞在していた韓国人3万5000人のうち、1000人超の女性が売春しているとオーストラリア政府が韓国に抗議して大問題になったことも。
朝鮮日報(2012年7月22日)によると「米国とオーストラリアの両政府によると、米国で売春目的で働く外国人女性の4人に1人(23.5%)、オーストラリアでは5人に1人(17%)が韓国人」であり、数字の上でこれは突出している。
これまで日本軍慰安婦問題で一方的に「純粋被害者面」してきた韓国の欺瞞性を問題にして、韓国国内では無視されてきた「ライダイハン問題」を英国の民間団体が本格的に取り上げ始めている。
「ライダイハン像」(高さ230センチ、重さ700キロ ロンドンのギャラリーで公開中)
■国際的な注目が集まり始めた「ライダイハン問題」(引用文より抜粋)
ベトナム戦争に派遣された韓国軍兵士による現地女性への性的暴行などで生まれた「ライダイハン」と呼ばれる混血児の問題を追及する英民間団体「ライダイハンのための正義」(ピーター・キャロル会長)が今年の1月16日、英議会にイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の性暴力を告発してノーベル平和賞を受賞したイラクのクルド民族少数派ヤジド教徒、ナディア・ムラド氏らを招き、特別会合を開催。韓国の戦争性犯罪であるライダイハン問題の実態を訴えた。
特別会合で英国民間団体「ライダイハンのための正義」の国際大使に就任したジャック・ストロー英元外相が主催し、英議会内のダイニングルームで、ムラド氏のほか「ライダイハン」のベトナム人、トラン・ダイ・ナットさんとその母親、さらに英政府の性暴力防止イニシアチブ(PSVI)を設立したウィリアム・ヘイグ元外相が性暴力撲滅などを呼び掛けて、国連人権理事会にライダイハン問題の実態調査を申し立てる決議を行う。
同団体によると、ベトナム戦争で韓国兵が13~14歳の少女を含むベトナム女性数千人に性的暴行を行い、その結果生まれたライダイハンが約1万人いるそうだ。ライダイハンの父親は、韓国兵のほか民間や軍属の韓国人男性らで、1973年に結ばれたパリ和平協定による韓国軍撤退などで韓国人男性らは帰国し、ライダイハンは置き去りにされて75年にベトナム戦争終結後、南ベトナム政府の崩壊後、共産党政権下でライダイハンは「敵国の子」として迫害され差別されてきた。同団体は韓国政府に公式な謝罪を求めている。
韓国にとり、旧日本軍慰安婦問題で国際社会から注目されたことで、むしろ逆に自分達の本当の姿を認めなければならないときが来たようだ。
性善説に立てば、たぶん、小さい頃から嫌日や反日の思想を学習することで、そうした気持ちが醸成されたのだと理解しなければならないのかもしれません。
しかし、文在寅は、反日親北政策で突っ走ることで一貫していますから、すべてについて絶対に謝らず絶対に非を認めないと思いますし、日本との関係を改善する気は毛頭なく、日本をおとしめたり、言いがかりを行うことで親北を促進し続けるでしょう。
人権や環境を主体に活動する団体にはいい印象がありませんが、英国の民間団体のように「ライダイハン問題」を大々的に取り上げて活動するところを静かに支持したいと思います。
鳩山氏同様あきれ果てた民族です。経済援助を目的に、頼まれもしないのに自らベトナムに出かけて行き、凶悪に暴れまくり非道を為しこの惨状です。朴正熙の方針でした。混血児3万人ですか?もっと居るのではないでしょうか。通州事件や二日市療養所の悲劇、モット他にも在ると思います。戦争と性の問題は大昔からあるようで、西洋での性の惨状は代表的には30年戦争の狂気です。また古代ではそれはエジプトやペルシャ、中原の支那人の残酷さは恐るべき狂気の為せる業です。朝鮮人も同様です。それは終戦時の米軍の性犯罪の多さは記録に残っています。
もともと人間的なキャパセティーが大きくないこと、不勉強なこと、さらには政権の基盤がしっかりいっていないことで国民の批判の矛先を日本に向けて、責任をなすりつけているということもあるのではないのでしょうか…?
それにしても「ライダイハン」問題は、元に戻せず本質的な責任はとりようがありませんから、悲しいことです。
せめて事後対応をしっかりやってほしいです。
人権派と言われる文在寅は「ライダイハン」問題に関して公式謝罪を求められていますが、その対応によって本当の人権派であるのか、えせ人権派かがはっきりしますね。
文在寅氏は北の脱北者の人権を北朝鮮との関係からむしろ、無視しているそうで、これは米国などからも問題視されているそうです。あのような人物は「人権派」であろうはずがありません。似非です。北朝鮮の傀儡に過ぎませんし。