中国企業による電気自動車(EV)などの格安販売が、世界のサプライチェーンの安定に脅威をもたらしています。
先月28日、中国のスマートフォン大手の小米(シャオミ)は同社初のEV「SU7」の発売を発表しました。
こうした中、4日から訪中しているジャネット・イエレン米財務長官は、過剰生産とEVなどの格安販売によるサプライチェーンの歪みについて中国当局と協議し、必要な措置を取るよう促すと表明しています。
米通商代表部のキャサリン・タイ代表も、中共が非市場的手段で世界の重要産業チェーンを支配しようとしていると最新の年次報告書で述べました。
本日の構成はこちらです。1.米財務長官、中国の過剰生産を問題視、2.小米がEV市場に参入、テスラに挑戦、3.EU、中国製EV販売の国際的な拡大に警鐘、4.中国当局の経済的な介入 以上4つのテーマに沿って進めて参ります。
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米議会は現在、TikTokを親会社のバイトダンスから分離させる法案を推進しています。
バイトダンスに対し、TikTokを売却するか米国内で利用が禁止されるかを迫る法案が異例とも言えるスピードで米下院で採決され、3月13日に圧倒的多数で可決しました。選挙戦に向けTikTokのアカウントを開設したことで物議をかもしていた米バイデン大統領ですが、同法案の成立を支持しており、上院で可決されれば署名すると明言しています。
TikTokをめぐっては、中国共産党(中共)がTikTokを通じて米国の世論を操作するリスクや情報漏洩のリスクがあり、国家安全保障上の脅威となる可能性があると懸念されています。
また、中国当局が中毒性の高いTikTokのアルゴリズムを操作しているとともに、暴力行為や薬物、性的虐待、人身売買に関する有害なコンテンツが拡散されており、青少年に悪影響を及ぼすと指摘する声が相次いでいます。
こうした中、中共がTikTokの売却を避けたいとの意向を示したと報道されており、主に3つの理由があります。
1.面子が失墜する恐れがあること、2.秘匿にしなければならない情報を多数抱えていること、3.まだ禁止されていない国の利用者データを収集し続けたいことです。
本日の構成はこちらです。1.「売却より利用禁止の方がまし」、2.TikTok売却を嫌がる理由 以上2つのテーマに沿って進めて参ります。
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最近、米政府が中国共産党(中共)に対する一連の強硬策で注目を集めており、デカップリングが再び話題となっています。
米中対立の中で、中国でのアップルとテスラの売上が大幅に落ち込み、株価も大きく下落しました。
中国の外資系企業は厳しい状況に直面しており、中国以外の国に投資や拠点を分散させています。
本日の構成はこちらです。1.対中共強硬策相次ぐ、2.中国事業は困難伴う、3.デカップリングは中国に痛手、4.「北京は外資を国有化」、5.テスラがインドにシフト? 以上5つのテーマに沿って進めて参ります。
今日の動画は、米中デカップリングが進んでいること、中国事業における考慮すべきリスクなどについて皆さんに知っていただきたく作成致しました。どうぞ最後までご覧ください。
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新型コロナウイルスのパンデミックが続いた3年間、中国共産党(中共)が実施した「ゼロコロナ」政策の影響により、中国は国際社会からの孤立を深める結果となりました。
昨年7月から、中国当局はフランスやドイツなど15か国に対する観光ビザを緩和し、さらに中国に在住する外国人に対する所得税の優遇措置も延長しました。
また李強は全国人民代表大会(全人代)で、外資の誘致強化を「約束」しました。これらの措置は、経済よりも「国家安全」を優先する習近平の政策により生じる孤立を防ごうとするのが狙いです。
しかし、「反スパイ法」の改正や国家による反スパイ活動の強化、民間におけるスパイ摘発の促進、外国の調査会社への圧力、外資系企業の幹部に対する恣意的な拘束や出国制限などが、中国との接触を躊躇する要因となってます。
中国当局への不信感を払拭することは至難であるようです。
外国企業の幹部や西側の外交官らは、中国の現状について「信頼の回復は困難」と述べ、外国人の中国への関心は次第に薄れています。
本日の構成はこちらです。1.外国企業幹部も中国に無関心、2.主要国の滞在者が軒並み減少 以上2つのテーマに沿って進めて参ります。
今日の動画は、中国における海外滞在者をめぐる状況、外国人が中国でのビジネスを躊躇している要因について皆さんに知っていただきたく作成致しました。どうぞ最後までご覧ください。
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中国共産党の重要会議「両会」は既に閉幕しましたが、同様に重要な会議である中央委員会第三回全体会議(三中全会)の開催は見送られました。主な理由は、中共軍の腐敗問題をめぐる大規模な捜査において元中共党首・江沢民の長男、江綿恒が関係しており、習近平が対応に苦慮しているためだと考えられます。
3月12日、法学者で、中国政治に詳しい袁紅冰(えんこうひょう)氏は、戦略支援部隊の巨乾生元司令官とロケット軍の徐忠波元政治委員が取り調べを受けている中、習近平が信頼していた高官らが江綿恒と関係があり、習近平を水面下で批判していると暴露しました。
そのため、粛清対象の規模が広がり、三中全会が開催されなかったと分析してます。
本日の構成はこちらです。1.秦剛らの背信、2.習の腹心と江派の接点 以上2つのテーマに沿って進めて参ります。
今日の動画は、中国における不穏な政治情勢、高度に秘密化されている中共の内部について皆さんに知っていただきたく作成致しました。どうぞ最後までご覧ください。
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3月13日、米下院は「外国の敵対勢力が支配するアプリから米国人を保護する法案」を圧倒的多数で可決しました。これにより、米国内で中国系の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用が禁止される可能性が高まりました。採決の結果は賛成が352票、反対が65票でした。
下院本会議での採決に先立ち、7日、下院エネルギー・商業委員会がTikTok禁止法案を全会一致で可決しました。同法案について、バイデン米大統領は上院で可決されれば署名する意向を示しています。
同法案は、下院の「米国と中国共産党の戦略的競争に関する特別委員会」の委員長を務めるマイク・ギャラガー氏、ラジャ・クリシュナムルティ筆頭委員ら超党派の議員団が5日に共同で提出したものです。TikTokを運営するバイトダンスに対し、165日以内にTikTokの米国事業を非中国企業に売却するよう求めており、売却されない場合、180日後にアプリの配信が禁止されます。
本日の構成はこちらです。1.中共との関係 個人情報筒抜け、2.懸念される若年層への影響 以上2つのテーマに沿って進めて参ります。
今日の動画は、米国におけるTikTokに対する動き、TikTokの危険性について皆さんに知っていただきたく作成致しました。どうぞ最後までご覧ください。
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2月27日、中共の全国人民代表大会(全人代)からの公告により、全人代代表11人の代表資格を取り消したことが明らかになりました。その中には、中国共産党軍(中共軍)の関係者2人が含まれていました。1人目は元陸軍装備部長で後に中部戦区副司令官となった李志忠中将、2人目はロケット科学者の馮傑鴻氏です。
本日はこの話題について、皆さんと一緒に見ていきたいと思います。
本日の構成はこちらです。1.説明できない中共、2.メンツと体面を維持、3.軍の弱点と腐敗の露呈、4.軍の安定性への懸念、5.中共の代表性への疑問 以上5つのテーマに沿って進めて参ります。
今日の動画は、高度に秘密化されている中共軍内部の動向、また共産党統治について皆さんに知っていただきたく作成致しました。また最後に皆様に番組についてのお知らせがございますので、どうぞ最後までご覧ください。
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近年、中露は密接な協力関係を強化してきましたが、流出したロシア軍の機密文書によると、ロシアの国家安全保障機関の上層部が中国共産党(中共)に対して深い疑念を抱いていることが分かりました。
文書によると、ロシア軍は世界の主要国との軍事衝突が発生した場合、戦闘の初期段階に戦術核兵器を使用する訓練を実施しており、中共によるロシアへの侵攻シナリオを想定した演習も行っていたことが分かりました。
西側の情報筋が英国のフィナンシャル・タイムズに提供し、同紙が報道しました。文書を審査・検証した専門家は、これらの文書にはロシア軍が戦術核兵器を使用する閾値についての記述があり、その値はロシアが公表している核使用に関するドクトリンよりも低いと述べています。
本日の構成はこちらです。1.中共の奇襲、2.核使用の条件 以上2つのテーマに沿って進めて参ります。
今日の動画は、中露対立の可能性、ロシアが核兵器を使用する条件について皆さんに知っていただきたく作成致しました。どうぞ最後までご覧ください。
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米空軍のステルス戦略爆撃機B-21レイダーの生産計画のスピードが加速しています。2度の試験飛行を完了させた数週間後に、米国防総省は米防衛大手ノースロップ・グラマンに大量生産の開始を許可しました。
調達の責任者を務める米国防副長官ウィリアム・ラプランテ氏は、「B-21の生産は前進している。昨年秋、地上試験および飛行試験の結果およびチームの綿密な製造計画に基づき、B-21の初期生産(LRIP)計画を承認した」と述べました。
米空軍はB-21を保有することで、長距離戦略爆撃の能力において諸外国を圧倒的に引き離すことができます。
本日はこの話題について、皆さんと一緒に見ていきたいと思います。
本日の構成はこちらです。1.「第6世代」比肩なし、2.無敵の精密打撃能力 以上2つのテーマに沿って進めて参ります。
今日の動画は、近年話題となっている第6世代航空機の詳細と、その戦略的効果について、できるだけ分かりやすく伝えられるように作成いたしました。どうぞ最後までご覧ください。
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