東京都でマイコプラズマ肺炎にかかる人が増加している。東京都保険医療局によると、令和6年の第38週(9月16~22日)において、マイコプラズマ肺炎の報告数が過去最多となったという。都内25か所の定点医療機関から70人(1定点あたり2.80人)の患者数が報告されており、感染症が施行されて統計を開始した1999年以来、最も高い値となったようだ。
厚生労働省によると、マイコプラズマ肺炎とは「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって発症する呼吸器感染症だとしている。感染してから発症するまでの潜伏期間は2~3週間と長く、全身の倦怠感やせき、頭痛などを引き起こす。
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岸田首相の後継を選ぶ自民党総裁選は27日午後、党本部で決戦投票が行われた。決戦投票では、石破茂・元幹事長(67)が215票(議員票189票、都道府県票26票)を獲得し、新総裁に選出された。高市早苗経済安全保障相(63)が194票(議員票173票、都道府県票21票)で2位となった。
1回目の投票では、高市氏で181票(議員票72票、党員票109票)を獲得し1位で、154票(議員票46票、党員票108票)を獲得した石破氏が2位だったが、決戦投票で石破氏が逆転。
決戦投票では、麻生派が高市氏に投票したとされるも、3位の小泉氏陣営や、決戦投票で高市氏以外への投票を呼び掛けていた旧岸田派の票が石破氏に流れ、石破氏の勝因につながったとみられる。
決戦投票後の演説で、石破氏は「私どもは3年余、野にありました。安倍総裁のもとで私は幹事長を拝命し、自由闊達な議論ができる自由民主党、公平公正な自由民主党、そして謙虚な自由民主党、みんなが心を一にして、政権を奪還をいたしました。もう一度そのときに戻りたいと思っております」と語った。
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「飲むと痛みが消えるお茶……?」こういう宣伝にはご用心を!
「鎮痛剤入り健康茶」に関するニュースは今月19日、中国SNSのトレンド入りした。
最近、「鎮痛剤入り健康茶」の販売に関与した生産者たちは「有毒・有害食品を製造、販売」したとして2~4年の懲役刑を言い渡された。
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今月18日、「自作の店員募集公告を店先のガラスに貼ったら罰金を告げられた」と涙ながらに訴える女性の自撮り動画が、中国SNSで拡散され物議を醸した。
この女性は「産後ママのための食事提供」を行う店を経営しており、人手が足りなくなって店員募集の公告をA4サイズの紙に印刷して店先のガラスに貼り付けたという。
しかし、公告を貼り出してしばらくすると、女性の携帯に罰金を求める電話がかかってきた。罰金を求めたのは現地の「城管」で、「罰金払わないなら携帯電話を止めてやる」などと脅されたという。
中国メディアによると、「事件」が起きたのは内モンゴル自治区興安(ヒンガン)盟烏蘭浩特(ウランホト)市の天驕街道(通り)だ。
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18日午前8時頃、中国南部の広東省深センで発生した邦人男児刺殺事件。地元の病院に搬送された後、19日未明に死亡が確認され、わずか10歳でこの世を去った。
容疑者の男(44)はすでに当局によって身柄を確保し取り調べが行われているが、日本側には動機など詳細な情報は伝えられていない。6月に発生した邦人母子殺害事件でも、中国共産党(中共)当局から日本側に容疑者の動機などの具体的な情報は伝えられなかった。
事件後、「民族主義を掲げたプロパガンダに歯止めをかけよう」と呼び掛ける中国人教授の文章が封殺に遭ったことがわかった。
「亡くなった子供のために、我々は何ができるのか」と題されたその文章は中国政法大学の趙宏教授と陳碧副教授が21日に公開したもので、中国SNSで一度広く拡散されて反響を呼んでいたが、まもなくして検閲に引っかかった。
中国の現状について両教授はこう書いた。
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中国貴州省黔南州の女州長(知事)で同州の共産党副書記も務めていた鐘陽(女、52歳)が約6千万元(約12億円)のワイロを受け取っていたとして、懲役13年および党籍はく奪に処されたことが1日、報じられた。
腐敗官僚はあまりに大量発生しているがために、そのようなニュースには見慣れている中国人だが、鐘の場合は独身女性(子供なし)であること、そして「58人の男性部下と性的関係を持っていた」ことが報じられ、彼女の乱れた私生活が中国のネット上で話題になった。
中国メディアによると、鐘陽は江西省の農村出身の独身で、両親は、彼女を大学に行かせるために本当に苦労をしたという。しかし、大学卒業後、彼女は中国共産党(中共)に入党し、「上司のベッドにもぐりこむ」ことで出世を重ね、わずか26歳の若さで県の二番手になるほどのスピード出世を遂げている。
鐘の座右の銘は「寝たベッドが多いほど官位も上がる」だったそうだ。
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