12月下旬、南シナ海のスカボロー礁を巡行する中国海警局の船 (Photo by STR/AFP via Getty Images)
インド太平洋の係争海域で、急成長し自己主張を強めている中国海警局が厄介な存在になっている。 インドネシア、ベトナムから日本、フィリピンまで、中国共産党の約150隻を擁する中国海警局の艦隊が近隣諸国の沿岸に出没し、時には漁船や石油、ガス、鉱物を求める船舶と衝突している。
中国海警局は、他国の排他的経済水域(EEZ)において権限の主張を強めている。排他的経済水域とは、沖合200海里(約370km)までの水域を指す。 中国政府は......
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