多くの新築住宅が激安価格で売り出されていてもなお、とにかく「売れない」実情があるなかで、それでも、中国各地で「土地徴用に伴う強制的な家屋取り壊し」が続いている。
中国河南省漯河市のある「武術学校(商橋武校)」の学生たちは11日、公安の制服を着て、その「取り壊し現場」で村民を鎮圧する側に加わり、負傷させたことがわかった。
現地の村民によると、「この日やってきた学生は数百人に及び、いずれも十代だった。しかし、取り壊し現場では水や食料の提供がないため、午後になると学生たちは力尽きて地面に横たわるほど疲れたが、聞けば『学校には戻れない』という。さらに問い詰めると、日給は100元(約2000円)ももらえないと話してくれた」という。
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