寒さが一段と厳しくなる「大雪」の頃は、冷えによる血液循環の悪化が体にさまざまな影響を及ぼします。免疫力の低下や手足の冷え、腰や膝の力が抜けるような感覚、さらには高齢者の転倒や骨折、思考の鈍さなどが起こりやすくなります。こうした不調を防ぐためには、「心」と「腎」を養うことが大切とされています。
普段から身近な穀物を活用し、陰陽五行の考え方を取り入れたお茶を飲むことで、心と腎のバランスを整え、血液循環を改善することができます。作り方も簡単で、現代の生活にもぴったりです。まず、黒豆の特徴について見てみましょう。
黒豆は、中医学で「腎」を助ける食材として知られています。腎は五行で「水」に属し、黒色の食材が対応するとされています。そのため、黒豆は腎を補う代表的な食品と考えられています。また、豆の形が腎臓に似ていることから「形が似たものが機能を助ける」という中医学の考え方に基づき、腎を養う効果があるとされています。
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