10月2日、江西省贛州市で、自分からしがみついてくる奇妙な「当たり屋」事件が起きた。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
今の中国では、うかつに「人助け」ができない。例えば、道端に倒れている人がいて、いざ助けようとすると、周りから「関わらないほうがいいよ、後であなたのせいにされかねないから」と言われてしまう。
実際に、それで濡れ衣を着せられ、裁判沙汰にまでなって高額な損害賠償を命じられた「親切な人」がいる。以来、中国は「人助けをしたくても、できない大国」になってしまった。
いっぽう、悪意のある人間は、どうするか。自分から車にぶつかり、金銭をゆするのだ。これを中国語で「碰瓷(ポンツー)」という。日本語では「当たり屋」である。
ただし、なんとも哀れなのは、その当たり屋が高齢であるためか、よろよろとした足取りで車の前へでてくると、ごろりと地面に寝転び「車にぶつけられた」を演じることだ。ドライブレコーダーに映った映像に、ドライバーからは思わず苦笑がもれる。
以下の動画もその一例で、今月2日、江西省贛州市で起きた事件だ。
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