国際通貨基金(IMF)は17日、2025年の世界経済成長率予測を3.3%に引き上げた。これは前回の予測から0.1%ポイントの上昇となる。この上方修正の主な要因は、予想を上回る米国経済の強さだ。
IMFの最新の世界経済見通しによると、2025年と2026年の世界経済成長率はともに3.3%と予測されている。世界のインフレ率については、2025年に4.2%、2026年には3.5%まで低下すると見込んでいる。一方で、主要経済国間での成長の格差が広がっていることも指摘されている。米国経済が予想以上の強さを見せる一方、ドイツやフランスなどの欧州諸国の見通しは下方修正された。例えば、ドイツの2025年の成長率予測は0.3%にとどまっている。
日本経済については、2025年の成長率予測が1.1%で据え置かれた。さらに、IMFのチーフエコノミスト、ピエール・オリビエ・グランシャ氏は、日本銀行が2025年に2回、2026年にさらに2回の利上げを実施するとの見通しを示した。
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