8月29日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者で前会長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏(写真)が来年1月の台湾総統選への出馬を表明したことで、与党、民主進歩党(民進党)政権3期目入りが予想されていた選挙戦は一転、混戦の様子を呈してきた。台北で28日に行われた出馬会見で撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)
[台北 29日 ロイター] – 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者で前会長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏が28日、来年1月の台湾総統選への出馬を表明したことで、与党、民主進歩党(民進党)政権3期目入りが予想されていた選挙戦は一転、混戦の様子を呈してきた。
最大野党の国民党は、無所属の郭氏によって票が割れることを恐れ、出馬を批判。一方の民進党は、郭氏の出馬によって予想外に野党側が結束する恐れもあるとして事態を注視している。
郭氏は2019年に鴻海会長を退任したが、今でも世界で最も著名な台湾人の1人だ。同氏は、中国との戦争に進む恐れがある民進党を「引きずり下ろす」ため、反対勢力を「結集」したいと述べた。
総統選は台湾と中国の関係が悪化している中で実施される。
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