5月31日、岸田文雄首相は、少子化対策の関係閣僚に対し、これまで3兆円を軸に検討されていた予算を3兆円台半ばとするよう指示した。写真は登校する小学生。都内で2020年2月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato )
[東京 31日 ロイター] – 岸田文雄首相は31日、少子化対策の関係閣僚に対し、これまで3兆円を軸に検討されていた予算を3兆円台半ばとするよう指示した。協議に出席した後藤茂之経済財政相が記者団に明らかにした。協議では、財源についての議論はなかったという。
後藤経財相によると、岸田首相から「高等教育費のさらなる支援拡充、今後具体化する貧困虐待防止、障害児の医療的ケアなどの予算に関する支援策を今後の予算編成過程において拡充を検討し、全体として3兆円台半ばでまとめるよう」指示があったという。
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