アメリカのイエレン財務長官は12月13日、「米国が、ロシアの石油収入や外国からロシアへの援助を防ぐために、ロシアの石油を運ぶ『黒い艦隊(dark fleet)』に対する制裁を含む措置を検討している。また、ウクライナ侵攻を支援している中国の銀行に対しても、制裁を課す可能性を排除しない」と述べた。
退任までの5週の間、イエレン氏は、ロシアの戦争行為に対して、さらなる制裁を行う可能性を否定しなかった。
イエレン氏は13日、ロイター社のインタビューで、米財務省は、1バレルあたり60ドルの価格上限を超えるロシアの原油を運ぶタンカーに対して、制裁を科した。くわえて、ロシアを支援する中国の銀行に対する制裁を含む、さらなる措置を講じる可能性があることを示唆した。
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退任5週間前の米財務長官 中国銀行への制裁を排除せず
イエレン財務長官は、ロシアの石油収入遮断と「黒い艦隊」制裁を検討。さらに、中国の銀行や企業への制裁も可能性を排除せず、既に影響を受けた中国企業が資産売却を進めている。制裁強化が進む中、国際経済に緊張が高まる。
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