
2006年6月25日、イリノイ州オークブルックのマクドナルド店内にあるディスプレイ(Tim Boyle/Getty Images)
日本マクドナルドが発表したアニメ広告が、行き過ぎたポリコレに疲弊する米国人たちから思わぬ形で反響を呼んでいる。
20日、日本マクドナルドのX(旧ツイッター)公式アカウントが、「特別じゃない、しあわせな時間」というキャッチコピーとともに、あるアニメ広告を投稿した。
食卓を囲んでの一家団欒。親子が楽しげにマクドナルドを食べている。日常にふと訪れる幸せな瞬間を切り取った、優しくてほっこりするショートアニメだ。後ろで流れているインストアレンジの「赤とんぼ」は、なんともノスタルジックな気持ちにさせてくれる。
制作者の「浦浦 浦ちゃん」はX上で20万人近いフォロワーを抱えるイラストレーターで、普段は独自のタッチで人気アニメのキャラクターを描いて投稿している。
注目すべきは、25日時点で閲覧数が1億2千万回に達し、コメント数が7千件を超えていること、そして、日本版の広告であるにもかかわらず、コメントの半数以上が英語圏のユーザーから寄せられたことだ。なかでも、広告を称賛すると同時に米国の現状を憂うコメントが目立った。
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