「救急車を呼ばないで。払うお金がないから」。病院を出てきたこの男性は、重い心臓病であるという。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
今月21日、四川省成都市の路上で撮られたという動画がSNSに拡散されている。
動画に映っているのは、路上に座り込み、足をガタガタと震わせながら、苦しそうな表情を浮かべる男性だ。鼻にはチューブが繋がれ、手にも何か医療器具のようなものを持っている。
男性は携帯電話に向かって「それならば結構です。必要ありません。ありがとうございます」と涙ながらに言った。
そのあと、親切な通行人が「救急車を呼びましょうか」と声をかけてくれたが、しきりに手を横に振り、その申し出を辞している。その男性は、自分の名前を「刑涛」といい「(多病のため)救急車の常連です」と息切れしそうな声で返答した。
動画を投稿した中国SNSウェイボー(微博)ユーザーによる説明は、以下の通り。
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「救急車を呼ばないで。お金がないから」 病院を出て路上で震える男性=中国 成都
今月21日、成都市の路上で震えているのは、重い心臓病をもつ男性。お金がないので病院から出てきたという。中国の医療の格差が、また浮き彫りになる。
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