デービッド・アルトン卿(Photo by BEN STANSALL/AFP via Getty Images)
英上院議員のデービッド・アルトン卿は、中国共産党による英国の民主主義への干渉を認識するためには、法輪功迫害への理解は欠かせないと述べた。上院議会内で7月17日に開かれた、法輪功迫害をテーマにした会合のなかで明らかにした。
「中国共産党による民主主義への妨害行為や脅威を認識する上で、法輪功が受けてきた脅威と残虐行為への認識は、決して欠いてはならないものだ。我々は声高に明確に事実を語るべきだ。沈黙する時ではない」と強調した。
90年代に人気を博した気功修煉法・法輪功(法輪大法とも)。中国体育局の推計では約7000万人から1億人が学んでいた。1999年7月、権力低下を恐れ江沢民元総書記が迫害を決定。弾圧は今なお続いており、名前が判明した学習者だけでも4973人が死亡している。このほか日常的な監視、不当な投獄、死に至るほどの拷問を受けている。
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