2022年1月7日、中国江蘇省のソーラーパネル工場。(STR/AFP via Getty Images)
中国政府は太陽光発電業界の発展を推進してきたが、その結果、供給過剰に陥り、製品の価格と利益が急落している。専門家によれば、中国の太陽光発電業界はすでに混乱状態にある。
『エコノミスト』誌の報告によると、中国の太陽光発電業界は世界の供給チェーンのあらゆる段階に関与しており、多結晶シリコンから完成品まで網羅している。エネルギー分野のデータ分析を手掛けるウッド・マッケンジーのデータによると、昨年の中国の太陽光モジュール生産能力は約1千ギガワット(GW)に達し、これは世界の他の地域の総生産能力の5倍に相当する。中国は世界の設置総量の2倍以上の太陽光電池を毎年生産している。
パンデミックの間、多結晶シリコンの供給不足により太陽光電池の価格が上昇したが、その後、PVInsightsのデータによると、世界的な価格は1ワット当たり10セント以下の歴史的な低水準にまで下落した。
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