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高智晟著『神とともに戦う』(43)司法部の野蛮行為に対する反論①
この頃、司法部(訳注、日本の法務省に相当)と北京市の司法局は、常軌を逸したかのごとく私への個人攻撃を行っていた。これは全く正気の沙汰ではなかった。実際、彼らのやることなすこと、必ずすぐにその愚かさを露呈する。つまり、彼らの用いた手段は、どれも自身を自滅へと導く愚かなものに他ならない。
彼らにとって、弁護士への迫害など何の造作もないことだ。もし迫害を受けた弁護士がそれに服さず一旦反旗を翻せば、無法組織の「弁護士管理部門」が黙って見過ごすことはないだろう。しかし、このように彼らの中にはびこった考え方こそ、結果的に彼ら自身の狂気的な姿を露呈するのである。
北京市司法局は、私の元に残ったわずかな仲間に対しても、あからさまな脅しをかけてきた。「(高)晟智弁護士事務所」を徹底的に破壊し消滅させるためである。これはまったく、ここ最近で最も手段を選ばない暴挙であり、道徳に反する行為であろう。
当局の無法ぶりを示す行為としては、こんな馬鹿げたこともあった。当局は私の事務所に対して、法人資格証書、公印、財務印、人名印などを全部提出するよう要求した。あまりの恥知らずな行為に、私はただただあきれるしかない。
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