アデン沖で海賊対応に向かう米海軍、2010年撮影(Photo by Christopher Nodine/U.S. Navy via Getty Images)
中東イエメン南部アデン沖で、イスラエルが関係する石油タンカーが乗っ取られた事件について、米海軍はソマリア籍の5人を拘束したと発表した。日本の海上自衛隊が情報提供など支援を行ったが、中国人民解放軍はタンカーが発した遭難信号を無視した。
木原稔防衛相は28日の会見で、英国会社が運航するリベリア船籍タンカー「セントラルパーク」が26日、乗っ取りにあったとの情報を受け、海賊対処部隊の海上自衛隊の哨戒機「P-3C」および護衛艦「あけぼの」を現場に急行させ、警戒監視・情報収集にあたらせたと述べた。
米国務省のライダー報道官によれば、事件現場の近くにいた中国人民解放軍海軍艦船3隻いたが、援助はしなかったという。「3隻の中国海軍艦船は、イスラエル関連の船からの遭難信号を無視することを選んだ」と、米国防省ライダー報道官は述べた。
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