
石破茂首相は2025年3月11日、福島市で開催された「東日本大震災追悼復興祈念式」に出席し、震災の教訓を活かして新たな「防災庁」を設置し、世界一の防災大国を目指す決意を表明した。式典は東日本大震災から14年を迎える節目に、犠牲者への哀悼と復興への誓いを新たにする場として行われた。
石破首相は冒頭で、震災で命を落とした人々に哀悼の意を示し、「震災の経験を風化させることなく、次世代へ伝承していく」と述べた。また、国が主導して、福島第一原発の廃炉や地域産業の再生支援に取り組む姿勢を強調した。
さらに、首相は「東日本大震災で得られた教訓を基に、能登半島地震や大規模火災などの自然災害への対応力を高める」とし、事前防災の徹底や避難所環境の改善など具体的な施策にも触れた。そして、「防災庁設置を通じて、迅速かつ効果的な災害対策体制を構築し、日本が世界一の防災大国となるよう全力を尽くす」と語った。
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